[間近で見ているから相手が視線を向けられて呼吸が荒くなってるのもわかるが、それでも見続ける事はやめなかった。止められない限りはするつもりであったが、自分の部屋を進められて(>>126)どういう状況かを考えるが、一度自室に行ってベッドで寝たくらいで白と黒で統一された質素な部屋は誰を入れても問題ない状況だった]
別に構わないよ。…とと、もう一人で歩けるから大丈夫
それにしてもおにーさん。ニハハ、その右手もなかなか大変そうだね
[拳の傷はもはや血が凝固していたが、触るとまた流血しかねない状況だった。その手で指差すのは自分よりも重症であろう彼の手であった。まだ一人で歩けるとは言えなかったが、隣で体力を浪費している彼を見ると自分の方がまだマシに思えてきてしまった]
そういえばおにーさん。名前聞いてなかったね。僕はクシャミっていうんだけど
[自分の部屋まで歩きながら自己紹介をする。勿論彼からはとっくに目を離し、自分が先導するように歩く。後ろの仏頂面の彼は一体どう答えるだろうか]
(127) 2014/06/25(Wed) 23時半頃