人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 自分自身を齎すものすら曖昧だった。
 だが、それすら道具として扱えるなら
 絲を切らせないように弓を鳴らした。
 
 これ以上自分自身を呪いたくなかったから
 失って欲しくなかった。
 自分勝手でエゴイストな感覚。
 そんな汚濁を共有している間は楽だった。
 慰めは優しく安寧を齎すが、
 傷つけ合うナイフは背徳的な心地よさを覚える。

 それでも美しいものに対する憧憬は消えない。
 夜の海に浮かぶ月のように揺蕩えたのなら
 どんなに良かっただろう。 ]

(124) 2018/05/19(Sat) 22時半頃

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