[嗚呼、何か変なことを口走ってしまっただろうか。薬を飲まないせいとでもしておこう。柄にもなく自身のことなんて考えてしまったからだろう。
褒めれれる言葉にはありがとう、と良いながら謙遜も尊大な態度をとることもしない。そして問いに返るのは普通の言葉だろうと思っていた。
――が、のあとに続く言葉を聞くまでは。>>111]
……血を、好む?
[追求するように問えば後はシュロに訊けと投げられた>>112喉に寄せられた視線に気付いてふふ、と笑う。目の前の彼がシュロとの会話を思い出しているとは知らず。もう少し、距離を縮める。
内緒話をするように小声でこそりと声を呟く。]
俺さ、シュロ居心地悪いと思うんだよね。
んで俺は今日、薬を飲んでないから症状、でるのかな?
[衝動が薬で抑えられているとは勿論、知っていただから少し意地悪してみた。今はまだ、症状はない。]
(119) 2014/12/27(Sat) 23時頃