[常と変わらない様子に、緩やかに笑うと、]
規則《ルール》ですか…相変わらず面倒な制約が多いのですね。
でも…そうですか…やっぱり音虎達が……。
[嬉しそうに笑みを浮かべれば、今度は少しだけ寂しげに墓を見つめ…]
悠久を生きるはずの貴方が”久しい”と言うほどに、あの戦からは時が流れているのですね?
あの戦から…一体どれだけの時が流れたのですか?
それから…どうして僕が喚ばれたんでしょう?
グングニルや、音虎が喚び出されるのであれば納得いくのですが、今の僕にはこの世界を、いえそれ以上の大役など務まるとはとても思えないです。
勿論、音虎達が護ったこの世界を再び護る為ならば、この命、惜しくもありませんが…。
[矢継ぎ早に問いを重ねる。
彼の言う規則《ルール》にどこまで抵触しているかは、正直分からないが…。]
(118) 2014/06/09(Mon) 21時半頃