人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

[言葉よりも、身体の方が先に動いた。
 長身を折り曲げて、ベッドに手をついて、フェルゼの顔を真正面から捉えた。

 自分でもこの衝動的な行為に戸惑った。けれどだからこそ、勢いで告げることができた。]

 フェルゼ。
 僕は、あんたじゃなきゃ、嫌だ。

[は、と荒い呼吸をひとつ挟んで]

 僕はもう、欲しくないなんて言わない。
 逃げたりなんかしない、から。

[今ここに居る誰に見られていても、誰に聞かれていても構わない、そんな秘めない想い。
 ああ、この言葉は、おやすみすら告げぬままにいるあの人>>38へも伝えようと意思したもの。]

(115) sakanoka 2018/05/25(Fri) 21時頃

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