人狼議事

123 霓虹鬼故事


【人】 三元道士 露蝶

[黒宵がキッチンから持ってきた揚げ団子と茶器に
 一度、視線を向けるも――。
 食べる気にならない、とばかりに緩く首を横に振り。
 こうして、今に至る、という訳であった。]

――――…

[聞き取れたのは、黍炉もやはり「呼ばれた」身らしいということ。
 鬼の噂のこと、あの猟奇事件のこと、
 それに、役立たずのあの警察のことだったり。
 聞きながらも零すひとりごとは、何処か現状逃避にも近いもの。]

黍炉さんのお店で、トレイルに、選んで貰ったんだっけ。

[零しながら触れるのは、左手指に嵌めた指輪の石。
 所謂、表の仕事の方で、黍炉の顔は知っていた。
 ある時は、商品の仕入れというより店内装飾のために、
 壁に掛けられる伝統的なお守りを買い求めに出かけた。
 またある時は、本当に私用として。
 交際相手と共に、アクセサリーを買い求めに来たものだった。]

(114) 2013/05/22(Wed) 22時半頃

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