――校長室――
[外へと音が漏れないか神経質に部屋の状態を確認する。
締め切った部屋の中には濃密な花の匂いが立ち込めるが、本人はそのことには気付かないだろう]
私、話すのへたくそだから結論から言うね。
メアリーのビー玉は "赤" じゃない。あの子は信じても大丈夫だよ。
[そして自分の見たヴィジョン>>42 >>44 >>46を話す]
まぁ、わかるのは "赤" かそれ以外かってことだけなんだけどね。……染みがどうこうまでは、ちょっとわからないかな。
[二つの "赤" が実は異なるものであることは、知ることもなく。怪訝そうに聞いているかも知れない表情に]
……信じろって言う方が無理な話かもしれないけど、あれは、絶対に幻覚なんかじゃない。
――私にはわかるんだ。
[確信を持って言い切る。
そして異相の瞳でミッシェルを、その場にラルフがいるならば二人の瞳を確りと見つめて判断を待つだろう**]
(110) 2010/03/01(Mon) 03時頃