人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 手妻師 華月斎

指切りしよう。
次も、その次も、綺麗に咲くからさ。
また、…会いに来て。

[小さな指を絡められる。
奇しくもそれは、少し前に何処かであったような光景>>95で。
揺れた袖から舞った蝶が、繋がった指を辿って夕顔に纏い付く。透明な青や薄桃や薄紫色の燐光は、しかし今度は消えずに色が抜けて白くなった彼女の袖や裾に焼き付いた。
淡く光る糸を縫い込んだような、艶やかな蝶の柄。]

目印。

[ひひ、と悪戯に笑って、幼子の髪をもう一度撫でた。
ホラ、行きな。軽く背中を押す。手毬を抱えた少女はすんなり歩き出してくれただろうか。]

祭りはまだ終わって無えだろ?
美味いもん食って、誰かと話して、楽しい気分でじゃあ、またね≠セ。
その後のことは、その時考えりゃいいさ。

(108) 2015/04/21(Tue) 15時半頃

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