人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

― 至る医務室 ―

[サイラスの身を清め、片方の肩を支えるのは視界の関係で右側に着く。
1人では距離感つかめない視界も、左に在るラルフに密かに先導を任すことで誤魔化すことができた。故に、彼がディーンが左眼の視力を失っていると気がついたのは、随分後だったかもしれない。]

 ―――……何故、サイラスを?
 その場合、刺されるべきは、私だと思うのだが。

[運ぶ最中、かかる聲。
彼の人が左に在るが故、欠ける左の視界を補うように、貌を傾けて見る。
薔薇の呪いを受けた左眼は、赤の強い紫で、右眼は常と同じ紫。
異相が捉えた銀灰は、冷たい色を纏っていた。

思い起こすのは、サイラスの身を清める時、ラルフが見せた態。
そこに答えがある気がして。思いを馳せる間に、応えはあったろうか。
あったにしろ、なかったにしろ、前者ならその言葉の意味を咀嚼するために、なければ意図を探るために、沈黙の時が流れる。]

(106) 2010/09/08(Wed) 10時半頃

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