>>92
何やら、微妙に違うような気もするが…まぁよかろう。
どうも紅毛人には、私たち倭人の名は発音しづらいものらしいからな…その辺は私も、エゲレス語を学んでいたから分かるのだ。
貴公の呼びやすいように呼ぶがいいぞ、ローランよ。
[と、階下からにわかに、猛烈な闘気が立ち上るのを...は感じた。]
ローラン、何やら下で面白いことが起こっているようだ。
いずれにせよ、此処にいるのは私たちだけではないらしい。
先ほども、美しい西洋人の少女に出会ったし…な。
ともあれ私は、下の様子を見に行く。
敵になるか、味方になるか…それは今後のなりゆき次第だが、敵であれ味方であれ、戦力を把握しておくに如くはない。
ローランよ、貴公も気にはならぬか?
気になるならば、ついて参るがよい…邪魔にはせぬよ。
[ローランの意向を確認の上、...は階下へ向かうだろう。]
(96) 2012/05/22(Tue) 00時頃