[彼>>91の好みは焼酎だったか。今度調べておこう。
そんな事を考えながら能代を何のためらいもなく飲む]
失敗しない、選択……
[彼の言葉>>93に、オウム返しのように呟く。
そんなことが本当にできるのだろうか。グラスを持つ手が震える。
どだい横恋慕は自分の方だったのだ、今更この想いが成就するとも思えなかった]
そう、なのかな。
自分のしていた事を肯定して、きれいさっぱり忘れて戻る。
それで、いいのかな……
[戻る。それには相思相愛にならなければならない。
だから戻れるような状態になれるのならば、忘れる事が出来たと言う事なのだろう。
だが話はそう単純ではない。なぜなら相思相愛は絶対に一人では出来ないことだからだ。
今の失恋にめそめそ泣いているだけの自分が、だれかに愛される事など出来るのか。
その言葉はまるで言い聞かせるような言葉になっていた]
(95) 2014/03/21(Fri) 10時半頃