人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 さすらい人 ヤニク

[受け入れることを償いとしながら、
 自らの意思でその救いを拒んだのは、もしかしたら、
 いまだ苦しめている人があると知りながら、
 穏やかなものを望む心があったからなのかもしれない。

 その手で――彼によって救われてしまう未来が、垣間見えたからなのかもしれない。
 けれどそれはもしもの話、時はいまだ止まったまま、未来はここに訪れない。

 見上げた先、伸ばした手が触れる。
 心通ってのことならば、きっとそれは罰にはならない]


 ――…昨夜の夢を、現実にでもするか?


[寝台の上、甦る薔薇の香は拭えぬ罪の匂い。
 繰り返された夏の記憶に、また新たな罪の匂いを重ねて行く]

(93) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 21時半頃

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