人狼議事

147 書架の鳥籠


【人】 探偵 オズワルド

[私の名は、オズワルド・ブラッシャー。
黒煙立ち上る街の片隅で売れない探偵業を営んでいる。冴えない仕事ばかりが時々飛び込んでくるのが日常だ。

私が、今こうしているのは少女からの依頼があったからだ。
屋根の上の猫を追い掛けたり、下水管の中で落とし物を探し歩いたりとは違う非日常的な日々への誘い。私はその誘惑には逆らえなかった。いや、仕事なのだから受けて当然だ。

代金のかわりにと少女が差し出したネックレスは、今も私の胸の内側にある。その出所を受け取る前に、一度だけ問いかけた事はあった。さて、返事は何と返ってきたか――


―― 魔女の呪いを、…と
レティーシャと名乗った少女の願い。
何はともあれ、“魔女”を探さなければ話は進まない。
そうして幾つか情報を仕入れた後に足を運びいれたのが、この図書館だったわけだが…]

(90) 2013/10/03(Thu) 14時頃

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