人狼議事

32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―


【人】 店番 ソフィア

― 骨董屋『ベネット』 ―

[骨董屋の中、ソファの上でミルクたっぷりの紅茶にくちづけながら、少女は時計塔が崩壊する(>>20)音を、聞いた。
カップをテーブルに置き、首から下げた懐中時計をそっと開く。崩壊した"未来"の、姉妹時計であるそれは、一瞬ドクリと生命あるもののように蠢いて、声無き声で少女に語りかけた]

これは…時計塔《グランド・ソロール》の中に閉じ込めた、記憶《Memory》。

過去は未来に、未来は過去に。
全ては完全なる円環の中へ。
そう。それはこの世界を創る時、"あたしが決めた"世界の法則――だった。

[しばらく時計か語る記憶《Uror》に耳を傾けていたが、やがて完全に動かなくなった時計の蓋を閉じた。

外へ出ていた"店番"が帰って来て、抱えていた青年をソフィアが座るベッドに寝かせていいかを尋ねれば(>>81)笑顔で承諾して。
紅茶のおかわりと、小さなケーキを頬張る。
ふいに"店番"が時計について口にすれば(>>86)愉しそうな微笑を浮かべ]

…時計は…止まっちゃった。
過去は過去《Uror》。
むかしのセカイには、もう戻らないみたい。

(88) 2010/09/17(Fri) 20時頃

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