[男の客しか来ない店で、乙女ではなく男がいいと。
つまりこのバーはそういう嗜好の男達の集いの場となっているのだった。
元はそんなつもりではなかったのだが、なんとも分かりにくいところに入り口があり、最初の客がそうで。
その客の伝手でやってきた客もそういう男で。そんな繋がりが幾つも重なって。
気付いてみればすっかりそんな客ばかりがやってくるようになっていた。
それで客がくるなら悪くないと、出していた看板もしまい“MENBERS ONLY”なんてプレートを出して完全にそういう店にしてしまった。
そんなことを考えながら店内を片付け、下の階の部屋も片付けて。一通りの片付けを終えると]
さて…少し寝てからまたあの店に行こうか…開いていたら。
[時計を見てあの喫茶店が開くまでは少しあることを確認すると少しの仮眠を取ろうと横になった。**]
(79) 2015/08/01(Sat) 20時頃