[険悪な雰囲気に、さすがにただ事ではないと察したのだろう。
オロオロと戸惑いつつもメオが言葉を述べる>>70も、夕顔がそれを突っぱねる。>>72
必死に突っ込んでくる少女を何とか押しとどめていると、いつの間にか現れたシエルが夕顔を捉える>>73。正直グッジョブだ。友人に親指を立てて感謝を示しつつ、叫び暴れる夕顔に対し、呆れたように溜息をついた。]
……話になんねーな。
[夕がメオに恋情を抱いていることはさっき知った。恋敵である自分のことは、それは憎いだろう。それに関して人並みに罪悪感はなくもないが、それとこれとは別の話だ。こんなのはただ駄々を捏ねている子供だと思うし、自分にとってもまた恋敵だ。同情してやる程の心の広さは生憎ない。]
――シエル、夕連れてってくれ。
[じたばたと暴れる夕顔を抑えようとするシエルにそう頼みつつ、隣のメオの方を見やり何か言うことはあるかと促す。
自分や周囲何かが起きない限りはひとまず静観する構えだ。]
(76) guno 2014/06/11(Wed) 19時半頃