人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 薬売り 芙蓉


――……おや、ま。
成る程、確かにとんだ浮気者やねぇ…キミで三人目やわ、その文を持っとるお人は。

[笑みを消し、此方を伺ってくる瞽女に向けて嘲笑じみた笑みを浮かべ。
光の灯らぬその瞳には、きっとその表情は伝わらなかったに違いない――彼女の空気を感じる術が、如何程かは知らないから。

そうしてふぅ、と息を吐き、伸ばした手はどうやらはねられはしなかったよう。
さらりと指の間を通る艶やかな黒いその髪は、中々にひやりと心地よい。]

ふふ、そう高いもんやあらへんよ。とんだ安物で申し訳ないくらい。

――……でも、良う似合うとるよ。
私が見てて楽しいから、もう少し付けといたげて。

["いらんくなったら売り払っても構わへんから"、と。
不機嫌そうな声音には、何処か機嫌良さげに言葉を返し。何とも自分勝手な理由を押し付けながら、もう一度さらりと髪を梳く。
硝子と真珠で小さな花を模したそれは、彼女の黒い髪にとても映えると思うのだけれど。
――惜しむらくは、手鏡に映る己の姿を彼女が"見る"事が出来ないことか。]

(66) 2015/01/22(Thu) 22時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび