人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

 ―――……サイラス、お前を識りたいということが
 遅いというのなら、それに対しては是なのかもしれない。
 しかし、本当に遅いのか、受け止められるかどうかは
 話を聴かねば判断できないだろうが。莫迦者め。
 今度はお前が私を避けるのか?

[憎まれ口に、ほぅっと息を吐いて、常と同じく淡々と返し眉間に皺を寄せるのはポーズであるというのは、次の言葉を紡ぐ為に間が空くことが証明する。]

 ――……話しては、くれないのか?
 私は、逃げずにお前の話を聴く覚悟だけは、決めてきた。

[落ちる腕、絡む手は解けて、ディーンの指先が伏せられる水色の眦に滲む雫を拭った。ふっと、その時、自身の瞼にも何か熱が触れた気がしたのは気の所為だろうか。
ちりっと眼底を焦がすような熱を感じながら、向けた言葉が偽りでないことを示すように、紫は真っ直ぐにサイラスを見つめ続けている*]

(65) mitsurou 2010/09/12(Sun) 21時半頃

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