そうね、見られてる実感は…あるわ。
…分かった、それならもう言わない。
私のこと、魅力的に引き立ててくれるんでしょう?
この場の注目の的に…してくれるわけ?
[男も、女も、自分に視線を注ぐ様を想像する。考えただけで、体の内が疼いてくる。ああ、それはいい。この一夜、欲望の視線を集めて、思う存分に乱れさせられてみたい。そんな思いが胸によぎる]
そうね、欲望のままに…乱れて、見られて、そういうの…嫌いじゃない。今日だけの事だから。だから、いくらされても、大丈夫。
[周囲からの感嘆の声は耳に響く。レンの声よりも遠くから、ぼうっと熱くなりかけの頭に響いてくる。唇をかわす最中に言葉を交わし、頂を左右前後、ぐいと押し込まれるのも摘み上げられるのも、好きに任せる。触れられるたび、身体の奥が疼いて、すらっと伸びた長い足をもじもじと擦り合わせてしまう]
うう、んんっ……そこ、苛められると背中がぞくぞくするの。
私の乳首、そんなにお気に召したかしら。
遊んでいないわけではないけれど…体質、かしら。
(59) 2018/08/05(Sun) 19時頃