[背負われて歩くうちに、あるものを見つけた。 もう一つの足跡だ。子供のものだと分かる。 風が吹くたびに、上から砂が覆いかぶさっていく。 そのうちに最初から何もなかったかのように すっかりかき消されてしまうだろう。 あれがミタシュのものなのか そうではないのかは分からないけれど。 エンジェルシイラと、フェルゼお兄ちゃんは 足跡に沿うように進んでいく。 やがて、ただでさえ昏い日は遠ざかる。 沈んだのか、日が届かない場所に来たのか それさえも良く分からない。 ぬるく沈んだ暗闇の中で フェルゼお兄ちゃんは立ち止まった。>>56 おれはありがとう、と囁くと背中から降りた。 そうして、フェルゼお兄ちゃんの示す先へと。 けれど──]
(59) 2023/01/03(Tue) 13時半頃
sol・la
ななころび
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