― 回想・一人でできるもん >>43>>44メアリー ―
[メアリーと同じくコーヒーを注文して静かに話に耳を傾ける]
うさクロ?ああ、あのうさぎのクロワッサンか……。
メアリーのような小さな女の子にはウケがいいのかもしれないな。
[何故、自分がうさクロワッサンを知っているのかは一切言及しない。
妹の手前、男の自分が一人でうさクロをほくほく食べていたとは恥ずかしくて言えず黙秘するが、付き合いの長いメアリーなら察しがつくかもしれない。
何食わぬ顔で静かにコーヒーを口に運んだ、次の瞬間]
ッ……!?ごほっ、ごほっ……!!大事な人……!?
だ、大丈夫だ……コーヒーが気管に入ってむせただけで……
そうか、メアリーもついにそんな年に……。
[突然の報告に思わずむせてしまう。
嬉しいような寂しいような、感慨深い眼差しでメアリーを見た]
(57) 2011/11/23(Wed) 13時半頃