人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 手妻師 華月斎

[現世の様子を眺めながら漂い、一平太の下へと戻って来ると、弟はいつしかまどろみの淵へと落ちていた]

……なぁににやけとんねん。

[口角が持ち上がるのを見て、額を指先で弾く仕草。
当然擦り抜けるために起きることはなく、狸の上に立つように浮かぶ]

───お、明、起きたかぁ。

[死んでいないと言うのは一平太の言葉で分かっていたから、目覚めたことに僅かばかり安堵。
一平太を起こすために頭を叩くのを見て、くつくつと可笑しげに笑った]

明が居りゃ、大丈夫やろ。

[二人の仲の良さは知っていたから、今回のことがあろうがきっと問題無いだろうと。
そう確信を得て一平太の膝から宙へと浮かぶ。
狸から繋がる糸を伸ばし、天井を擦り抜け上昇した]

(50) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃

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