人狼議事

191 忘却の箱


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[その後、既にジリヤがすぐに離れてしまったのだとすれば、一人で眈々と食事を済ませたか。
誰かに声をかけられたのなら、じ…っと視線を送って頷いて混ぜてもらったかもしれないけれど。

糧を口にしていた間、思い出すのは蝉の声。
ジリジリと、土を照りつける真夏の太陽。
滲む汗と 弾けるような爆音。

その中に、確かに自分はいた。

だが、どれだけ思考を張り巡らせたところで
そこにいたはずの顔は 音は 見えなくて 聞こえなくて

そもそも自分はどうして そこにいたのだろう。
仲間とは、一体誰で、自分は──]

俺は………。

[ガチャリ。 小さく音を奏でた食器を見下ろす。
綺麗に跡形もなく片付けられたことで、露わになった無地のお椀に。
映った自分の顔は 頭に花を飾った、酷く滑稽に見えた。]

(48) 2014/08/31(Sun) 15時半頃

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