―― 遊戯の始まる少し前>>12 ――
笑い事ですか
[そこまでされて漸く、ああこれはジョークであったのかと理解する私です。かといって笑われたことに関して気に留めるような事は致しません。泣かれたり怒られたりするより、よっぽどこちらの気持ちが楽であるからです。]
お仕事はここで住み込まれるわけではないのでしょうか
もしそうなら残念な事だと思いましたが
[顔を背けられてもおや、と首を傾げるだけにしておきます。照れる青年をからかって追い打ちをするような真似はマダムの悪趣味…ああいえ高尚な趣味であるからです。]
案外首もかかっているかもしれませんので
ええ、お疲れ様です
[いつも通りならば、ランチはどちらでなんて世間話もするかもしれません。
雑談するのには丁度の良い相手なのですから。
ぽすんと背中に手が当たります。お疲れの挨拶と思いましたので]
(30) 2016/10/08(Sat) 13時半頃