[飲み物を飲むのも初めてならば勿論口吻だって初めてで、だから自分の状態に関してだってよく理解してはいない。
ただ気持ちの良いことなのだなと認識するだけである。]
…ああ、あんたもかい…?
俺もどうにも熱くてね。
沢山の人をこのボディで包んで来たけれど、
こんな心地は初めてだよ。
…だが、悪くはないね。むしろ……
[蛍がつつっとホレーショーの肌をなぞるのを横目に>>23
彼にもっと欲しいと強請って見せれば、先程よりも多めに飲み物が口の中に注ぎ込まれる。>>24]
ふぅ、 ン… …っ、は、 ぁ
[こく、と気持ち大きく喉を鳴らしてそれを嚥下する度に、体の熱はあがる一方だった。
先程僅かに触れた彼の舌。唇を悪戯に刺激するそれに堪え切れず、自分のそれを絡ませる。
口の中の液体を飲み終わっても角度を変え、彼の唾液を求めて何度も吸い上げた]
(29) 2016/06/11(Sat) 17時半頃