―幼少のみぎり、ショタオスカー―
[陽のあるうちは半分眠ったようにまったり過ごしていた頃。
今もだけど。
叩いちゃいけない追いかけちゃいけない興奮させちゃいけない小さな幼馴染へテンポを合わせた育ち方に、疑問なんてあるはずなかった]
なぁに〜?
[近寄って来た黒ちび>>22の額をさりさり舐めて、好奇心に煌めく目を覗き込んだ。きゅっと瞬く]
いつも?んーと、色々…
[疑問も不満もないし幸せだけど、夜になるとうずうず、してしまうのだ。添い寝で小さな寝息を立てるオスカーを前にして、持て余したエネルギーにはやり場がなかった。
華奢な肢体や稚い唇にキスを降らす、だけじゃあ却って溜まる。
辛くなって抜け出した夜、初めての外の世界にめいっぱい遊んで発散して、でも朝になったら何でもない顔で帰って来た。それ以来の夜遊び]
(26) tayu 2014/08/01(Fri) 08時半頃