人狼議事

124 Acta est fabula.


【人】 採集人 ブローリン

[男は広間に入ると部屋の隅へと行き、壁に背を預けて床へと座り込む。
前髪の奥から縫物の手が動かない女性>>21へと視線を投げた。
彼女の夫を手にかけたのは自分。
誰かが人狼だと言ったのを聞いて、愛用の鉈を手に取った。
その時のことは良く覚えていない。
とにかく必死だったことしか記憶にない]

 ………………

[かける言葉も見つからず、立てた左膝の上に左腕を乗せ、顔を床へと俯けた。

落ち込んだ時に励ましてくれた、育ての親でもある師はもう居ない。
長く続いた暗雲の先、最後の人狼として彼は果てた。
これ以上人が死ぬことが無く喜ばしいはずなのに、男の中には暗い靄が立ち込め続けて。
感情の整理も追いつかずに今に至る]

(24) 2013/06/04(Tue) 11時半頃

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