人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

― 夢の世界で ―

 ―――……っ!!

[振り返り様に飛んでくる拳に右眼を見張る。
左眼に置いていた手が、辛うじてそれを受け止めるも、利き手でないが故に完全には防ぎきれず。頬を掠めて肩の後で握りしめたまま止まる互いの手。
風で揺れる蜜色の髪は、さざめくディーンの内心を示すようだ。]

 どっちが莫迦だ、莫迦者っ。
 逢ってそうそう、殴りにかかってくる奴があるか。

[険を含み紫の両目が、サイラスの水色を射抜いた。
しかし、そこにあるのは厭いという感情ではない。
じんっとしびれる左手に、微かに力を込めて謂う。]

 私は、サイラスと話に来た。
 ―――……お前を識りに来たんだ。

[ふっと紫が、どのような感情にか揺らめいた。
その紫の左眼の下、拳掠めた頬は、うっすらと赤に染まる。]

(23) mitsurou 2010/09/11(Sat) 03時半頃

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