[自分の声を耳にするなりからん とそのスプーンを投げ捨ててこちらに振り返る>>22少女の、機関銃の様な言葉は途中で切れて。どんな言葉が続くのか、それは彼女の想像に容易だった。そして飛びついてきたその小さな体を受け止めると、先程の挑発的なまでの態度は何処へやら。その背中をぎゅう と抱きしめ、その後頭部を撫でた]…ごめん、ね?デメテル?私は此処に居るわよ?[自分を蝕む奇怪な病、こんな病など今日明日に治る筈が無い。あおいとり ではないが、宛ら自分は「籠の鳥」か。自嘲的な意味も含め、彼女は声を綴る]―そう、居るわよ…?ずっと、デメテルの、傍に。[この時間が永遠に続く。それならばそれで良い。そう思いつつ、その柔らかな髪の感触を慈しむのだった]
(23) 2014/07/02(Wed) 03時頃
sol・la
ななころび
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