人狼議事

270 食人村忌譚


【人】 看板娘 櫻子

[「女」となった、その後に。
 十六になる頃、娘は初めての子を身罷った。しばしば、かわるがわる、夜這いした衆らのどれかの種によって。何もわからないままに男を受け入れ、何もわからないままに性交を知り、何もわからないままに身罷って、何もわからないままに、子を産み落とした。
 白痴たる娘には、子を育てるなど土台無理な話である。娘の子は既に母なる他の女に預け渡された。
 娘はそれから、二度、三度、子を孕み、産み落とし、
 二度、三度、流れ溢しもしながら、
 ――そうして今、また、身罷っている]

……おなか、すいた。なぁ。
ごはん、食べたいなあ。

[緩やかに膨れた三月目の腹を、それを慈しむでなく、ゆるりと撫でながら。娘は村の集会所の近く、長い石段の半ばに腰掛け、ぱたぱたと、両足を大きく交互に上下させて*いた*]

(17) 2017/11/21(Tue) 06時半頃

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