おや、木乃伊くん。
[食堂に入れば馴染みの赤毛頭>>12を見つけたので揶揄いを込めた渾名で呼ぶ。]
あっしの部屋を掃除するという約束、
ちゃんと覚えているのかい?
お前さんは如何にも覚束無くて不安だよ。
[定位置である木乃伊くんの隣に座りながら彼の頭をこつんと軽く小突いてやる。
あっしが浮かべるのは小馬鹿にしたようなにやついた笑み。それは何も木乃伊くん相手だけにでは無い。]
今日の昼餉も美味しそうだね。
でざぁとは無いのかい?そりゃあ残念だ。
[配膳されてくる食事に一旦意識を移して、感想を漏らした。
好物のかすてぇらが無いのは兎も角として、此処での食事は毎回美味しいのだから驚く。
美味なる食事は極楽には欠かせない物の一つ。
我らが麗しの吸血鬼の主殿は魔法でも使って食事を用意してるのではないかと、半ば疑うくらいの腕だ。**]
(16) 2014/12/22(Mon) 02時半頃