あはは…まあ、火に近かったしね。
[汗は仕方ないよと、メアリーに苦笑した>>6。
メアリーの言うように小鈴はすっかり汗だくで、シャツもたっぷり汗を吸って色が変わってしまっていた。
さすがにそんなところを見られるのは恥ずかしいのか、時折メアリーの視線から逃れるように身をよじる。
と、メアリーに手を取られ、その柔らかな胸へと手が導かれると、顔を赤くして身を縮込めた]
っ!
[暖かさと柔らかさのその奧、彼女の優しい鼓動を感じれば、恥ずかしくもなんだか嬉しくなって頬を緩めた]
メアリー…うん、私もだよ。
[小鈴は微笑みを浮かべると、今度は彼女の手を取って、自分の鼓動へと導こうとした。が、その手が胸へ触れる直前、動きを止めて]
あ…そうだ、私今汗だくだった…。
[汗だくじゃあイヤだよね?また今度ね。
と、どこか柔らかい苦笑を浮かべた。
小鈴の頬が赤いのは、単に気温や先ほどまでの作業のせいだけではないだろう]
(12) 2011/07/04(Mon) 09時頃