人狼議事

158 雪の夜に


【人】 放蕩者 ホレーショー

[船はゆっくりと岸壁へと寄せられた。
雪のちらつく外は冷え込むが、
身体を動かす男の身に寒さが沁みることはない。
それでも、手や耳は寒さにかじかんで赤く染まっていた。
男は岸に視線を落として、やがて再び何かを探す顔になる。
さらっと見渡し、何食わぬ顔でまた視線を戻す]

お疲れさん。

[傍らの仲間に声を掛けて、身を翻す。
ここの仕事はもう終いだ。
おうと掛かる声に、片の手を背に振り返す。

男は元々は、この町の出身である。
ただ、早くに船に乗った。
10年前に両親を亡くしてから、男は船乗りになって町を出た。
それからは陸の上より海の上で暮らす日の方が長い。
男にとって船は家、陸は時折立ち寄る遠い古里である]

(11) 2013/12/19(Thu) 16時半頃

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