[大丈夫、とは言っているが。
どうも、何か理由があるらしい。>>5>>6
何かと多感な年頃であるし、口ごもる様子にしばし悩んだ末。ため息交じりの息をつき、此方が折れた。]
わかった、連絡しておいてくれ。
でも何か問題がありそうだったら、俺らの方からも連絡させてもらうからな。
[親にメールを送っているのだろう。ため息をついて携帯を操作しているその横顔も、何か抱えてるようにも見え。
甘いとわかっていながら、小柄なその頭をぽんと軽く掌で撫ぜた。]
毎日夕食用意までしたら、食堂のおばちゃんに労働基準法違反だってぶっ飛ばされ……おっと。
それじゃまたな。
同じクラスだと、明兎と志恩が参加するはずだからプリント見せてもらうか、職員室の机から持ってけよ。
[うっかり滑らせた口を手で塞ぎ。こちらを見てる食堂のおばちゃんに小さく肩を竦めて。
空元気のようにも見える和の背中を見送り、食堂を後にした。**]
(8) 2014/10/02(Thu) 01時頃