-回想・食堂-
[全員がくる前に、食堂に入って真っ先に食事を済ませる。
単純に理由は二つ、一つはこのあとに待っている花火大会の準備をするため。
もう一個は、単純に顔を合わせづらい相手がいるのが理由。]
俺、食い終わったら花火の準備してくっから皆ゆっくり食ってくれよ!
[誰が聞いているかわからないが、なんとなく一人で食べる言い訳を伝えた。
その言い訳通り、花火の準備を中庭で行って、皆と同じ様に花火を楽しむ。
賑やかに酒やらタバコやらが振舞われているのを見て、やや苦笑しながらも薦められれば]
俺は…ほら、スポーツマンだからさ!
今は大事な時期だし。
[決して嘘ではないが、野球部への未練が規律を破ることを良しとしなかった。]
ほらほら、あぶねーぞ。
俺に当たったら、この煙玉と爆竹を全力投球するぞ!
[当たれば相当痛い。
(6) 2011/08/29(Mon) 00時半頃