-追いコン会場-
ぉ、お邪魔しまーす……
[キャンバスや画材を持って、階段を上っていくのは貧層な身体に堪えたけれども、なんとか運び終える事が出来た。明日は軽く筋肉痛になっているかもしれない。
かなり遅刻してしまった。全員は無事に会場に入っただろうか。もうイベントは始められているのだろうか。
黒猫のように闇に紛れて会場に入る。渇きを潤したい。意外と汗をかいてしまった。
口にした炭酸飲料は、コーラのような甘酸っぱい清涼感と、ラム酒のような媚びた味を織り交ぜたような味だった。――…アルコールではないのか、これ。]
[見渡せば、>>3:109 卒業式以来であろうか、制服姿の先輩の姿や。
>>3:72 洗練されたワンピースを可憐に着こなす姿。
想い想いのドレスコーデをした彼等。誰も彼も綺麗だった。
>>3:80 よく見れば腐れ縁も、己のように全身黒ずくめであった。もしかして、黒子を意識しているつもりなのだろうか。
近くに誰か居れば話しかけただろうか。
そう言えば、写真はもう配られたのだろうか。
色紙はもう渡したのだろうか。――…色紙班が居なければ、居る面子で渡そう。]
(6) 2014/03/08(Sat) 01時頃