[我儘を言えば、ラルフのことをずっと見ていると分かってもらえるのだろうか>>102
もっと側に居たいとか、一緒に居たいとかそういう思いが浮かんでは積もっていく]
分かった。少しずつ言う。
全部いっぺんに言ったらもったいないからな。
[手をつつかれ、そっと服を離す。頬に暖かい手が触れてその上、顔が近くて心臓が高なる。こつんと額を押し当てられて、ラルフの熱が移動してくる気がした]
分かった、俺考えるの苦手だけど努力する。
…後、恥ずかしいことをあまり言わないでくれ。
俺の心臓が持たない。
[正直、一生かかっても無理かもしれない。だけど、そうすれば、ずっと一緒に居られるんだろうなとも考えて嬉しくなった]
そんなことねえよ。俺は、アンタがアンタだから好きなんだ。
[今や未来と言われて目を見開く、眩しいなとラルフを思う。過去を気にしていたのがバカらしくなる。女ばかり泣かせたわけじゃないと言って、そういう意味じゃなく、夢を見せて泣かせてしまっただけだと慌てて口にする。周りのことなんてまったく見えていなかった**]
(0) 2014/05/19(Mon) 03時頃