[男が>>5:116で何か語りかけているのは分かるし、聞こえる。
だけど、それが頭の中に入ってこない。精神が心がそれを拒否してしまい、会話が入ってこない。
耳に入るのは、リンディの悲痛な叫びと命乞いと壊れた笑い声。
最早彼らのやり取りを視界に入れる事は出来ない。精神が壊れてしまいそうだから]
『しにたくない』
[純粋にして強い思いが込められた――生への執着した言霊が、ほんの少しだけ理性を取り戻してくれた]
助けないト……どうカ。
[微かに残る助かる希望を胸に抱きながら、言う事を聞かない足に鞭を打って、二人に近付く、と。
>>5:121でリンディの腹部を噛み、>>5:122で最早精神を崩壊させきって、死を確信したのであろうリンディの表情が見え、>>5:123で男が止めとなるのであろう首を噛み切り、>>5:125で痙攣を起しながら瞳からその命を刈り取られてしまったその瞬間を網膜に焼き付けてしまった]
あっ、あぁっ……あ。
(+11) 2011/10/27(Thu) 18時頃