[>>5:113リンディが見せる死への恐怖、食われる絶望、じわりじわりと嬲り殺される苦痛――そんな色々な黒い思いが混ざった面持ちで涙を流す彼に何の言葉も出せる訳が無く、呼吸――実際死んでいるのだから、してないのだろうか――が荒くなり]
あっ……ぁ、はっ……。
[リンディが此方を見て助けを求めている気がする。助けなきゃ、助けたい――でも身体が動かない。
歯がカタカタ震えているのは分かる。吐き気がするのも分かる。何より目の前で食われそうになっている長身の青年を、何としても救助しなければならない。
――なのに、身体が、腕が、足が言う事を聞いてくれない。動け。動け。動いてくれ!]
たすっ、たすけ……っ、はっ、……はっ。
[呼吸が上手く行かず声も上手く出せずに、でも何とかリンディを助けたい思いで拙い言葉を発するに。
>>5:114で小指を喰われ乾いた音。>>5:115で指を食われ意識を失いかけたのに、再び苦痛により身体を跳ねさせるリンディ、>>5:116で爪だけを吐いた男]
――……っ!?
[あまりの凄惨さに言葉を失い、目を背けてしまった]
(+6) 2011/10/27(Thu) 17時半頃