190 やどかりさまの、暇潰し
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……“必要”、といってくれていたのに。
[それからオレの表情は、無自覚に曇る。]
ごめんね。 何か解決、出来るといいんだけど…。
[苦笑を隠すように、手のひらがずれた眼鏡を押し上げる。]
頑張ってみるよ。
(*2) 2014/08/20(Wed) 21時頃
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たぶん、入れ替わったまま…仮死状態だと思います。
[倒れた“身体”と、似たように見える梳けた“中身”。 けれどその中身の一人が誰であるかを オレは確実に証明する事が出来る。 そしてその人の“身体”には別の“中身”が入っているということも。]
……───。
[そしてオレにかけられた声(>>18)と共に 初めてオレが持っていたままのグラスに視線を傾けた。 安曇ちゃんが儀式の時に使っていたグラス。 傾けるか、会長のグラスに半分注ぐのか。 躊躇して揺らしていれば、その中身は。]
空、ですね。
[忽然と姿を消してしまっていた。]
(35) 2014/08/20(Wed) 21時頃
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[このオレに関係があるのかないのか。 オレ自身、そんな事思いもしていなかったし。 何がどうなっているやら、さっぱりと判らない、が。]
何ですか、副会長。
[ふと呼ばれるが(>>22)彼はこちらを見ない。 誰が誰とわからぬからだろう。 菅原紅子の表情は、ふと、作り物の笑みを浮かべる。]
(36) 2014/08/20(Wed) 21時頃
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すごく正直に言う
全然何が起こってるか分かってない!!!(PCもPLも)
(-28) 2014/08/20(Wed) 21時頃
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───それでもこちらを向いて欲しかったなんてのは オレには、おこがましい……ですね。
[いつでも、どんな時でも。 “登場人物”の中に鳥海英里は、いないのだ。
「あなたの天使は?」
その問いに「御名縣 宗一郎」などと答えてはならないのだから。]
(*3) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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…───わかりました。
[こちらを見ぬ彼に、柔らかな声音。 覚えている、彼が儀式の際使っていたグラスを 菅原紅子の瞳に映す。]
貴方のお願いを、オレが断れるはずがないじゃないですか。
[まるでなんて事のないように。 彼が重く感じてしまわぬように。 選んで紡ぐ言の葉。
ただ一度、彼の傍に寄り。 許されるのならたった二つのアクションを。]
(37) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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[───ひとつ。 きつく閉じた両目。 その眉間に、指先でそっと触れる。]
だからそんな表情、なさらないで下さい。 愛らし過ぎて、襲ってしまいたくなる。
オレは、大丈夫ですから。
[いつものように、冗談のように。 告げて。]
(38) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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[───ふたつ。 彼の手に握らせる黒い煙草の箱(>>1:85>>1:86)]
気休めにしか、ならないかもしれないけど。 塩の入ったお守りです。
[無事であって欲しいからと。 離れる。]
(39) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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[それから約束の通り。 きちんと覚えている、副会長の使ったグラスを手にして。
杉山さんの声が聞こえれば(>>25) オレの姿が喋る言葉(>>27)に、同意を示して見せたり 井上さんの身体が喋る言葉(>>28)に、視線を向けて見たりもして。 寝にいくという自分の姿を見送ってから オレは部室の奥の席、いつも“オレ”がいた場所に自然と腰を下ろしていた。]
これで副会長に何かあった時は。
[オレが、この儀式の鍵にでもなるのだろう。 望む望まぬ関係なく*]
(40) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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/* 良かった…本当によかったです。 先走ってごめんなさい…
(-29) 2014/08/20(Wed) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2014/08/20(Wed) 23時頃
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[ある時聞こえた言葉が、私の耳に届きます。
普段の答えと変えて頂く事で、逆説的にエイリさんだと分かるように。 そうしてもらおうと思っていたのですが。]
……っ、エイリさんですね。
[トクリと鳴った気がした私の音は。 今迄誰も、そんなこと言う人がいなかったからだろうな、って自己分析。 それにやっぱり…言わせてしまった感が若干あります。 だから心に感じた違和感は、形には出さないで。]
エイリさんが今の私みたいにならなくて良かったです。 貴方はその場所にいるべき、大事な一人なのですから。
(+13) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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/* 今までエイルエイル言ってましたごめんなさい
エイリさんエイリさん…(全方位土下座)
(-30) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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[御名縣さんに向けられる言葉の合間に漏れる言の葉。
それを聞いた私も、なんだか心が痛む気がして。 届かないのであろう思い。届かせようとしていない思い。
それは社会的には救われなかった筈なのに、今ならまだいい筈なのに。そうはしないのが彼…エイリさんで。]
私では分からないのでしょう、きっと…貴方の今の気持ちを。
でもきっと。御名縣さんは、本当は貴方の方を向きたかったって、思いますよ…?
[そうとだけ言って私は一旦口を噤みます。 余計な事言いましたね、ごめんなさいと言って。]
(+14) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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……
[>>37 断らないだろうと知っていた。 だからこそ言葉には意味があり、重みがあった。 何時ものように冗談で。 或いは"彼"の嗜好に乗じた言葉であれば どれだけ良かったのだろう。]
(41) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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エイリ……
[眉間に触れる指。 その時は瞬間、"彼"の表情を見た。 菅原の顔なのにそれは不思議と、 エイリの表情をしていて、]
本当に、――
[済まないという言葉を飲み込む以外に無かった。 吐き出してしまえば最後、 後悔の念に耐え切れず 前言撤回してしまいそうだったからだ。]
(42) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[少し時間が経って。彼は椅子に自然に腰掛けて。
その側に寄った私は、ふと思いついたように囁いてみます。]
そんなに、気負いすぎないで下さい。 …そうされていたら、
(+15) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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私、貴方に憑きますよ?
(+16) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[ジョークに聞こえるように、声に軽さを含める事が出来たでしょうか?
彼が疲弊するのは、私は望まないから。 少しでも、楽になってくれるといいなって、そう…思ってそんな事を口に出したのでした。]
(+17) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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/*
あれ、オレ、散弾打って……え、あ、いやいやいやいや。
[いやいやいやいや確かにお二方とも愛らしいがいやいやいやいや]
(-31) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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[襲うだなんて気持ちがどれほどか。 何時もの言葉をわざわざ選んだのは "彼"の本当の、優しさだったのだろうと思う。 >>39 握らされた黒い煙草の箱。]
本当に、お前は。 ―――、良い奴だ。
[それは何処か皮肉めいても聞こえるかもしれない。 この状況で手渡されるお守りに どれほどの重みがあるだろう。 それを容易くやってのける"彼"は とても、とても、嫌な奴だ、と心底で思い笑った。]
(43) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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まぁ、ちょっと
[タバコの箱を握ったまま 空いた手でつい、と外を示す。]
あいつらの様子見てくるわ
戻ってきたら、菅原のおっぱい 揉ませてくれ、エイリ
[子供のように笑って 手を振り、外へと*歩き出した*。]
(44) 2014/08/20(Wed) 23時半頃
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/* >>44 わろたwwwwwwwwwwwwwwww
(-32) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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……
[ぼうやりと部屋の隅。 腰を下ろし、動きをみていた。>>+17]
お前も大概、 気遣いが過ぎるな
[はは、と軽い調子で笑う。]
(+18) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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[飲み込まれた言葉(>>42)を推測するのは容易だ。 けれどオレは、それをしない。 そうして欲しくないから飲み込んだのだと。 そしてオレ自身が、飲み込ませたのでもあるのだから。]
良い奴すぎて、惚れちゃうでしょう?
[良い奴(>>43)なわけがないと、オレ自身がよくわかっている。 だからこうして紡ぐのは、嘘。]
紅子さんに殴られますよ? オレは全然、殴りませんけど。
[様子を見てくる(>>44)といった姿を見送ったのが この場所に座る、少し前*]
(45) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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今の私に、何が出来ますか?
[>>+18掛けられた言葉に私はそう答えます。]
元々私には…何もすることは出来ませんから。
[あ、でも…と小さく呟いて。]
私なんかが色々しても…嬉しく無いでしょうね。
[今更気づきました、と苦笑い。]
(+19) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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いいや。
[嬉しくないという言葉をきいて 否定の言葉は、はっきりと。]
誰かに気遣われて 誰かに思われて
それを嬉しく思わない奴なんて そう多くはないさ
[素直ではない言葉で、彼女を評価した。]
(+20) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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[そうして奥の席へと座ったオレに、かかる声は井上さんのもの。 零した自分の声(>>34)が、どこかを鳴らしたことは気がつかぬまま。 気がつけば何か変わったのか、それさえもまだ未知のまま。]
憑かれるのは、肩が重くなりそうだな。 というかそれだと、今の井上さんが幽霊って事になっちゃうよ?
[その場所に居るべき、大事な一人。 そんな風に言ってくれる事が、嬉しい事でもあったから。]
井上さんが幽霊っての、オレは嫌なので。
[憑かないで下さいと、笑って、軽めに返そうか。]
(*4) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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はは
[思わず大きめの声が出てしまった。 >>*4 小さく頷いて]
だよなぁ
[同意しておく。]
(+21) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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どのようにこれからなるのかは分かりません。
私等に至っては誰かの身体の中で生きていくことになるかさえ分かりません。でも、まぁ。
[そこで一息ついて。]
邪魔にならないのでしたら、それはそれで今は…いいのかもしれないですね。
[そう言って、少しだけ私は笑いました。]
(+22) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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ほんと、優しい人ですよね。 お節介な人だなんて、第一印象にはなかったんだけど。
でも、そういうところ、嫌いじゃないです。
[呟く言葉は透けた人へ。 “誰に”と限定するでもない。 見つめているのは、水の揺らぐグラスひとつ。
指先に触れる。
消えてしまうなと、祈りながら*]
(46) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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