207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[フランクが何をそんなに驚いたのか>>133分からず、うっすら怪訝な顔を浮かべた。 表情は、すぐにまた消えてしまったが。]
人狼?
ああ、知っている。 人の姿をした、人喰らいの狼のことだろう。
昨日、あのサイモンとかいう捕虜が、この船に人狼がいると騒いでいるのを聞いた。
[口籠る様子を気にするでもなく。 己の知ることを、フランクにそのまま話した。]
(135) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
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[船底の牢へ向かった道化とミナカの聲は、ここまでも届いていた。
───ただ、男には到底理解できなかった。
仲間だとか。 落ち度だとか。 人でなくなってしまうだとか。
その身に、より強い力を、恐怖を、畏れを得ながら、何を嘆き、思い悩むのか。
生粋の獣には、理解できるはずもなかった。]
(*24) 2014/12/12(Fri) 00時頃
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ああ、出来る。
[>>137敵船との交戦中、そこかしこに身を潜め、殺意露わな敵を仕留める行為と比べれば、敵対する者のない闇の中、捕虜に音を立てず忍び寄って殺すだけの作業など、それこそ赤子の手を捻るに等しい。]
そうだな、おれはやっていない。
[決めたわけじゃないと言われれば、やはりまた事実のみを平坦に告げた**]
(151) 2014/12/12(Fri) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/12(Fri) 00時頃
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[甲板に推理と憶測、疑念、打算、様々なものが飛び交う中、何人かは食事のために下へ降りていったらしい。 ここでただ徒に思考を巡らせるより、先ずは胃を満たすという行為は、とても理にかなっていることに思え、自分もそれに続こうとしたのだが]
「おい待てよ!」 「犯人はテメェなんだろう!?」
[血気盛んな船員が2人、先程のジェレミーとの会話をそのままに受け取ったか、両側から首元へカトラスを突きつけてきた。]
いいや違う。
[無機質に否定するが、それが余計に猜疑心を煽ったか、彼らはヴェラを犯人と決めつけたかのように、叫び、カトラスを大きく振るった。]
(177) 2014/12/12(Fri) 02時半頃
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──────。
[するりと後ろに身をかわし、片方の男に足をかけてやる。 バランスを崩した男は、そのまま、もう一人の男を切りつける羽目となる。]
「グァ!?」 「ひ、ぃぃぃーーーっ!!」
[斬られた男は、悶絶し、その場に倒れて甲板を血で汚し、もう一人の男は、蹌踉めきつつ、その場から逃げようとした。
その背を、右の爪で突き刺してやる。]
もう一度繰り返そうか。
あの捕虜とルイスを殺すことは、おれは出来る。 だが生憎、おれではない。
[淡々と告げ、呼吸詰まらせる男の背から爪を抜く。 男は身を痙攣させて甲板に倒れたが、急所は外したのだから、すぐに死ぬことはないだろう。]
(178) 2014/12/12(Fri) 02時半頃
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[ふぅと、ひとつ息を吐き、鉤爪に付着した血を、倒れた男の服で拭う。 今日は、返り血は殆ど浴びていない。]
…………。
[顔を上げれば、甲板を見渡していたリー>>176と目が合った。 軽く肩を竦めてみせたのは、修理真っ最中だった甲板を汚してしまったことに対する、詫びの意味が大きいか。
どちらの男も、まだ死んではいない。 それに、これは正当防衛だ。
見ていた者が、どう判断するかは知らないが**]
(179) 2014/12/12(Fri) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/12(Fri) 03時頃
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/* ジェレミーの「右側かたまりますね」が別な意味に聞こえた件
(-96) 2014/12/12(Fri) 07時半頃
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/* 吊り襲撃どうしようね、つか、アナウンスいれなくちゃね。
(-97) 2014/12/12(Fri) 07時半頃
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/* よすよす。
さて二度寝しようね。
(-99) 2014/12/12(Fri) 08時頃
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[ややあって、道化が甲板に姿を見せた。 何人かがここぞとばかりに「ヴェラがやった!」「仲間殺しだ!」などと喚いたが、いちいちそんなことを申告しなくとも、見ればすぐ分かるだろうにと、内心溜息をついた。 このての喧しさは好かない。]
[近寄ってきた道化>>178の行動を無言無表情で見ていれば、背を刺された男は、その場ですみやかに天国に送られた。 甲板に赤が広がる。 血臭を流してくれる風は、今はない。]
……。
[表情はそのまま、ちらりとだけ、道化を見た。 しかし、それだけ。
小競り合いも同士討ちも銃声も、既に他人事であったかのように無関心。 食事を摂るため、第二甲板へ向かおうと、階段へ足を向けた**]
(194) 2014/12/12(Fri) 14時頃
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[近寄ってきた道化の「美味しそうだ」という呟きに、一瞬だけ、瞳が紅く揺らいだか。]
殺した理由は聞かなくていいのか。
[短く問う。 尤も、脚色ない事実のみを伝えるだけなのだが**]
(*36) 2014/12/12(Fri) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/12(Fri) 18時半頃
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[箍がひとつ外れれば、秩序は一気に崩壊する。
秩序を見失った荒くれに、疑わしきは罰せず……などという温い言葉が通用するはずもなく、疑いという矛を突きつけ合っては、怒声と悲鳴を撒き散らす。
それにしても、己の力量すら読めぬ者が、なんと多いことか。 敵うわけがないだろう>>201>>216>>221。]
───。
[船長の見解>>217を聞けば、一応、了承するように頷きはした。 階下へ向かう階段で、行く手を塞ぐように揉めている下っ端が2人いた。 目前の相手を罵るのに精一杯か、足音のないこちらにはまったく気付いてはいない。
通行の邪魔なので、無言のままそれぞれの頚椎に爪を突き立て、静かにさせ、階段から落としておいた。 速やかに一撃で落とすのだから、そこの船大工に比べれば、どれだけ良心的なことか。*]
(224) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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─ 第二甲板 ─
[階段を降りる背に、船長とミナカを愚弄する声が聞こえてきた。 あの船医は道化の愛人だったのかとか、部屋で一晩中鳴いていたから、牢の悲鳴が聞こえなかったんだろうとか。 他にも、誰がああだこうだと、疑念があるなら直接聞けばいいだろうに、何故それらをしないのか。以前より不思議だとは思っていた。 それらに自分の名も混ざったので、立ち止まり、振り返ると、その瞬間に会話が止まった。 たいして興味はなかったので、そのまま第二甲板へおりて行くと、丁度、料理人が銃をぶっぱなした>>229ところだった。]
……料理が火薬臭くなる。
[料理に散った下っ端の血より、皿のそばに落ちた薬莢が気になった。]
(242) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[それは、ヒトに聞こえぬ聲で交わされた、甲板での道化との会話。]
違うな。
[短く返す。 だが道化から思うところを告げられれば、意味が分からないとでも言いたげに、僅かに眉が寄った。]
……仲間?
おまえの言う、仲間の基準は、何だ? この周章した船で、冷静さを失わぬ智慧者か。 疑わしきを躊躇わずに屠る残虐者か。
それとも、おまえに忠実な”犬”か?
[それとも他に彼の基準があるのだろうかと、紅帯びた瞳で道化を見据える。 畏怖の仮面の裏側を、覗きこもうとするかのように。]
(*45) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[皿の横の転がっていた薬莢は、つまんで放り捨てた。 誰かに当たったかもしれないが、知ったことではない。
ニコラスがふらつく>>246たびに、床が血で汚れてゆく。 相変わらず耳障りな笑い声に、不快な眼差しを向け、息を吐き、再び皿に向き直れば、ネズミの尻尾が覗いていた。]
食料が足りないのか?
[嫌味ではなく、純粋に、食材が足りなかったからネズミを使ったのだろうという意味で言ったのだが、さてどう聞こえたか。 そういえば今日の料理は、いつもより少ない。
かと言って遠慮することもなく、トングを持つと、いつも自分が食べている程度の量を、皿に取った。 その中にネズミの尻尾が混ざっていようが、血が飛んでいようが、気になどしない。]
(250) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/12(Fri) 21時半頃
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そうか、まだあるのか。
[足りている>>252なら問題はない。 仮に足りなくても、自身の取り分を減らすなどという殊勝な真似などしないのだが、元々食べる量はそう多くはないのだから、文句を言われる筋合いもないところ。
ただ、当然のようにいちゃもんをつける奴はいる。 いつもより少ない料理をいつもと同じく取ったからと、図体だけはでかい下っ端が、早速突っかかってきた。]
ニコラスは足りているといったぞ。
[何の問題があるのかと問い返したところで、聞き分けてくれそうにない。 まだ船に乗って一年の新入りのくせにとか、暗殺者など正面からの戦いでは何も出来ないだろうとか、折角これから食事をしようというのに、煩くて仕方ない。]
「大体貴様は副船長の─── !!!!!!!」
[あまりにうるさかったので、黙らせようと、喉笛にフォークを突き刺したのだが、逆に更に煩い悲鳴が響く羽目になった。 これは失敗だ。]
(258) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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……すまない。
[騒がせた、と、この喧騒を厭っているらしいホレーショーやグレッグに詫びる。 喉を押さえてのたうつ、騒がしい下っ端は、目玉から脳に爪を突き刺し、責任をもって黙らせておこう。
言いかけていたらしい言葉を聞き損ねたが、まあ、どうせ大したことではないだろう。
昨夜のリーとの会話や、今朝欠伸を繰り返しながらヘクターの後についてきた姿、加えて船長と船医の疑惑の関係のせいで、下っ端に下衆の勘ぐりが発生しているらしいことなど知る由もない。]
(259) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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さあ……。
[問うように向けられた濁った瞳>>261に、こちらも分からないと首を傾げる。 誰か知っている奴はいないかと、他の下っ端を見てみたが、視線が合ったら逃げられた。]
そうだな、不可抗力だ。
[>>265すっかり黙った死体にはもう興味はなく、牢に赴いたというホレーショーの話に耳を傾けつつ、彼に倣ってパンをひとつ手に取った。 点々と紅い飛沫が、白いパンを汚していたが、構わず齧る。]
……だろうな。 そんなに脆い獣なら、誰も恐怖など覚えないだろう。
(276) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[噂をすれば本人が来た。>>278 下っ端は、ヘクターがどうとか言おうとしていたので、本人なら知っているのではと、ついでに訊ねてみようと思ったが、この様子では彼も知らなそうだ。]
……荒いな。
[既に静かになった下っ端をゲシゲシ蹴る様子を見て、ぽつりと零す。]
[トマト煮を口に運ぶと、ネズミの尻尾が入っていた。 構わず食べた。]
(286) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。
ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。 しかしそれに孤独を感じたこともない。]
理屈ではない、か。
[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。 成程それなら一理ある。納得もいく。]
───群れ?
いや知っている。 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。
[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]
(*51) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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[ネズミの尻尾はコリコリして硬い。 やや時間をかけて咀嚼していると、耳障りな声>>302がまた更に騒がしくなった。]
…………。
[咀嚼を諦めた尻尾を飲み込み、溜息をつく。]
(308) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[食事の手を進めながら、集まった者達の間で交わされる、人狼に関する会話に耳を傾けていた。
船長が人狼だったら……>>302と言い出すニコラスに、幾つかの意見が向く。]
人狼だろうが、そうでなかろうが。 あの男が、この船で最も他者に畏れを抱かせる存在であるのなら、おれはそれに従うまでだ。
[人か、狼かなどには、興味はない。]
(316) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[セシルのオルガンが聞こえてくる。 調律の音は耳障りだが、曲になれば嫌いではない。
過去に幾度か、セシルがオルガンを弾いている傍らで、壁に凭れてうたた寝をしているこの男を見たことのあるものもいるだろう。
だからなおのこと、そこに混ざる料理人の声>>342が不快だった。 苛立ちは、普段殆ど音を立てることのない食事の食器が、何度かカチャリと鳴ったことが現しているかもしれない。]
……うるさいな。
[独り言ち、空になった食器はそのままに、席を立つ。]
(350) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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仲間?
おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。
[少しだけ驚いたように問う。 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]
───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。
おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。
それだけだ。
[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。
だから、やがて食事の席でニコラスに問われた>>302時も、そのまま>>316に答えたのだった。*]
(*64) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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───あの煩い声、止めても構わないか。
[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]
(*66) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[オルガンの音に、耳障りな声が混ざり続ける。>>362 その騒音から逃れるように、第二甲板から立ち去るが。
その間際、気付いた者はいたろうか。
声高に歌う料理人を、男が、静かに真紅の眼で睨みつけたことに。]
(375) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[階段の途中、身を潜め、耳を澄ます。
耳障りな歌を、聞き逃さないために。 料理人の動向を探るために。*]
(378) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* ニコラスに襲撃予告してみる!
(-202) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* グレッグーーーーー!!
そういえばグレッグの役職は何だ!? つか、まだ殆ど分かってねぇ!!
(-211) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* さけびたーい
さけびたーい
さけびたーい
(-212) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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