82 謝肉祭の聖なる贄
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[灰青の雨水に弄ばれて、若い肉を喰らって得た精の半ばは散らされたか。 それでも変わらぬ鷹揚さで、しょうのない奴よと苦笑いするのみ。
ころりと口の中で転がすのは、先ほどの目玉。 開きっぱなしの赤黒い瞳孔は、自らの片眼にもよく似ている。
あの狂乱の夜以来、月日が癒しても片側の視界は紅いまま。 それでも性懲りも無く機会を狙っているあたり、余程の阿呆なのだろう。]
(*1) 2012/03/17(Sat) 01時頃
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─ 翌朝 ─ [漆黒の夜の中の宴は終わり、喰い切れぬ分を少々拝借したりもしたか。 朝焼けの中、心地良いねぐらを探しに歩めば、 未だ新しい血の香が鼻につく。]
…なんでぇ、勿体無い。 もうちょいからかってやろうと思ってたのにヨォ。
[人の手で潰されたらしき、帽子の男の骸、 好物は後ほどの楽しみにしたいというクセのせいで、こんなコトになるのは幾度もあったか。 指先で掬って舐め取る血は、既に冷え切っていて渋かった。
いずれ夜明けと共に屋外へ出てきた村人たちに、哀れな骸は見つけられ、砕いて畑に撒く機械へと放り込まれてしまうのが常。]
…生ゴミは嫌だとか言ってやがったっけなぁ…
[そんな言葉を思い出して顧みたのは、それなりに珍しいことだったかもしれない。]
(9) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
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[深い氷雪の下に秘められた活火山の如き気性は、酷く魅力的で好ましいと思う。 その熱に触れて身を焦がすのも、燃え尽きぬ程度なら構わぬくらいに。]
お前さんが譲っちまうなんて、珍しいもんさなぁ。 おチビさんの勇気に免じてとか言う奴、かい?
(*3) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
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[そういうつれない態度も、構いたくて仕方なくなる。 クク…と小さく忍び笑うと、 隙間風のように密やかに傍へ擦り寄って、流した視線の目元を舐めに行く。]
(*6) 2012/03/17(Sat) 02時頃
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[肌は舌よりも幾分冷たく、滲む薫香は虫誘う花のよう。 突き放そうと出された手に払われて、つれないねぇと笑うのみ。
銀灰色の長い髪をさらりと指でなぞった。**]
(*10) 2012/03/17(Sat) 02時頃
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[祭壇に戻れば、残る贄は亜麻色の娘と、白と黒の二人の男。 昨夜喰われた男の縁者が持ってきた、深い色帯びた煎じ薬の瓶を弄びつつ、対照的な色合いの二人を見比べる。]
…そいつもまた一興、さなぁ。
[闇討ちではなく…どうせなら御前で、などと同胞が囁くを耳にし、 それでも、万が一おかしな気を起こされては困る、と、 用意させるのは白木の木刀。 大神を傷つけることは叶わず、一撃で致命傷にはなりにくく、それでも人を殺すことは決して不可能ではない。]
(26) 2012/03/17(Sat) 07時頃
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コイツでおおっぴらにやりあうのもまた良し、 それ以外の方法で競うも良し。
まぁ、途中でこっちの方が旨そうだと思えば、勝敗関係なく喰らうけどなぁ。
[所詮、退屈しのぎの意味しか無いのだけれど。]
取り敢えずヨ。 一杯…どうだい?
[瓶の中身をくいと煽って、ぷはりと吐く息はクラクラと甘い香。 とろり陶酔に蕩けた視線で、二人にも呑めと差し出した。]
(27) 2012/03/17(Sat) 07時頃
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おう、昨夜は楽しかったぜ。
[乙女の姿を認めて、ひらりと半ば獣の片手を振る。 酌をしに来た娘の尻くらいは揉んだだろうが、 噛み傷でもつけたのが見つかって面倒な奴を怒らせてはかなわんと、案外紳士的に扱ったりもした。
それでも中途で思い立ったように、闇に紛れて行方をくらませていたりとかして。]
(28) 2012/03/17(Sat) 07時頃
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おぅ、その顔さぁ… そういう目で見られると、実に燃える…ねぇ。
[睨みつける眼の奥に揺れるものを受け止めて、破顔する。 長い髪を掴んで腕の中へ引き寄せようとするのは、咬み付かれるのも覚悟の上でだ。 許されるのならばその背中を尾の付け根までするりと撫で、 甘い彼の香に煽られた熱を衣越し押し付ける。]
てめぇが滾るから釣られちまったじゃねぇか。 …責任取れ、よ。
[低い声で告げると同時に、首筋を甘く咬んだ。]
(*12) 2012/03/17(Sat) 07時半頃
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一撃で勝負が決まっちゃ詰まらねぇ。 追い詰められた人間の執念って奴を、俺ァ見たいね。
[喰われる為に殺し合う。そのなんと無益で滑稽なことか。 差し出す薬酒は、大神すら酔い痴れさせるなら、人の身で呑めばどれほどの事か。 神経を敏感にし気分高揚させるそれは、贄の血肉にも妙なる風味を与えるだろう。]
(34) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
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[用意させた木剣は、良く磨かれた鋭いもの。 手足落としたり刺し貫くには強度は足りぬが、強く当たれば肌の表面くらいは裂けて血を吸い紅く染まる。
染まれば染まるほど強度は鈍り、最後は棒切れ同然になるだろうが。]
(35) 2012/03/17(Sat) 09時頃
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のぅ、雨水の。 話し合いで決めるなど、つまらんと思わねぇか?
[また膝の上に来た同朋にニヤリと笑み向けて。]
我等は獣。狩る生き物ぞ。 夜の帳が下り、闇に落ちてから共に駆け、 どちらが先に仕留めるか、それでは不都合….かね?
(*19) 2012/03/17(Sat) 19時半頃
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ふぅん? 俺にゃ勝てねぇと、自ら認めちまう訳ぇ? つまんねぇなぁ、あんた。
獲物喰えるかどうかなんざ、別にどうでも良いんさ。 あいつらがあんだけ本気で、魂でぶつかってくるんだ。 そこを俺等がのうのうと談合で予定調和とか、かっこ悪りぃなぁ…なんてな。
ま、あんたがそんだけ真剣に欲しいもんがあるなら、譲ってやってもかまわねぇが… そこまでのもんだったら力尽くで奪って欲しいもんだねぇ。
(*22) 2012/03/17(Sat) 20時半頃
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…来いよ、雨水の。 俺を力尽くで屈服させられりゃぁ、今日の贄は譲ってやらぁ。
[強い酒精と媚薬めいた薬酒が全身に回り、 足元も怪しいくらいだというのに、 そんな風に挑発するのは、彼なりの矜恃とかそういつものか。]
(*24) 2012/03/17(Sat) 20時半頃
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[しばらくは姿色濃くなった同胞に膝を貸してゆるりと剣舞を見ていたが、 幾つか囁き交わすうち、彼を膝から突き落としてゆるりと立ち上がる。
秘薬に酔ったか足元おぼつかぬ様子だというのに、 グルと喉鳴らして身構えた。
ぞわりと生え揃う剛毛が、威嚇するように逆立った。]
(59) 2012/03/17(Sat) 21時頃
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ホレーショーは、こいや、と挑発するよう。
2012/03/17(Sat) 21時半頃
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俺は今のところ黒いのだが、奴ら次第さ。 崖っぷちの白いのが、どこまでやれるか興味があってな。
(*30) 2012/03/17(Sat) 22時頃
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ウオオオオン! [もとより粗野で喧嘩っ早いは此方の性根。 タンと床蹴って飛びかかり、足元へ噛み付こうとするが… やはり酩酊濃い身体は思うようには動かぬか、 狙いよりは、僅かに浅い。]
(69) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
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ガァッ!
[普段の慢心が祟ったか、機敏に動けば酒精も回る。 ふらりと来たところに迫る角は避け切れず。
肩口深く穿たれて、滴り落ちる甘き血潮。 痛みに声あげれば取り押さえられてしまうは容易。]
(76) 2012/03/17(Sat) 23時頃
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ホレーショーは、ヨーランダの身体をうっかり引っ掛けてしまったかも。
2012/03/17(Sat) 23時頃
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[すっかり薬酒に呑まれていることを自覚しても、祭りの最中だと言うのに後の祭り。]
くっ、そ…
[滴り落ちる血の香は、妙なる薬草の風味を帯びて。 いつかの味を知るものならば、その甘い香を思い出すかもしれぬ。]
(*41) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
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あー、もう。わかったわかった。好きにしろい!
[威勢良く嗾けておいて、このザマだ。 バツの悪そうな顔で、ぷいとそっぽを向いた。]
(88) 2012/03/18(Sun) 00時頃
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[角抜かれた傷からは、だらだらと赤が零れ落ちる。 舐められれば屈辱と気恥ずかしさと、クスリで鋭敏になった感覚のせいで、 思わず呻き声が色めいて聞こえるのもきっと不可抗力。]
(*44) 2012/03/18(Sun) 00時頃
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…おう、構わねぇよ。 まぁ、お前らが心配することじゃぁない。 ただの下らない男の意地の張り合いさぁ。
[半ば人身をとった姿で、黒檀の願いを聞き入れる。 人の身の分際で神の血に触れるとは、毒か薬かはわからねども。]
(92) 2012/03/18(Sun) 00時頃
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[血の香に誘われて来た銀灰が渇望抑えきれず傷口を啜れば、 クスリに侵された神経は、それすらも酷く甘やかな刺激に塗り替えて。
食いしばった犬歯の隙間から漏れる声は嬌声に限りなく近い呻き。]
(98) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
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