86 「磊落の斑猫亭」より
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――1F受付――
じゃあオマエは、素直じゃないのね?
[ラディスラヴァが階段を上るのを見送りながら、ソフィアはブチ猫に話しかける。と、いつもどこ吹く風のブチ猫が、ラディスラヴァ――正確には抱かれた猫の方へと、耳を傾け尾を揺らしている。知らない猫が現れて、縄張りの主張でもする気だろうか。どうやら相当意識してる様子に、喧嘩にならなければいいけれど、と心配半分ソフィアが喉を撫でようとすると、案の定威嚇された。]
ダーラさんはともかく、
私のヒエラルキーはそんなに低いの?
[どうやら猫にすら舐められているようだ。
そして程なく最後の容疑者が潜った後、入口扉は重く閉ざされることとなる。]
(#0) 2012/04/15(Sun) 00時頃
―1F受付―
あれ、ピッパさん。
イアンさんのお迎えですか?
不用意に入ると、出して貰えなくなっ――、
[扉を閉ざした衛士が、「そいつで最後だ!」と叫んで、ソフィアは自分の耳を疑った。
狭い村内のこと、ピッパとイアンが長身姉弟であることも勿論知っている。]
歯向かったらヒューさんみたいに
ぼこぼこにされちゃいますよ!
[とりあえず、扉に攻撃しているピッパを止めねばと、声を張り上げる。]
(#1) 2012/04/15(Sun) 00時半頃
あ、はい。
ヒューさん、まだ意識が戻らないですか?
[ピッパとラルフを交互に見やり、必要以上にあたふたしている。]
色々あって、ダーラさんの指示はなくて、
ちょっとパンクしちゃってるだけです。
[一段落ついたら撃沈しそうだが、今のところ疲れてはいないと、ラルフに心なしか悴れた微笑を向ける。]
鎮痛剤は飲み薬だから起きてからですね。
傷口に塗る化膿止めくらいしかないです。
[それもほんの気休め程度だと、ラルフの台詞を鸚鵡返しに。]
(#2) 2012/04/15(Sun) 00時半頃
村の入口が閉鎖されて、延泊を余儀なくされて。
……でも多分、イアンさんにもかかってると思います。
人狼容疑。
[それは、ここにいる誰しも共通のことだが。家族に告げるのは躊躇われて、ピッパから曖昧に視線を逸らす。薬を探すのをこれ幸いと言訳に、食堂の方へ向かいながら。]
そういえば、宿帳代わりの用紙は、
まだ全員分集まってないですけど。
村から出られなくなった方がイアンさん含め三名、
連れて来られた村の人は、ピッパさんで五名です。
[後者にはソフィアも含み、そして女主人であるダーラですらもう、この宿に入ることはできないだろう。]
(#3) 2012/04/15(Sun) 01時頃
あれ、ヒューさんの怪我って、
連行に抵抗したからとかじゃないんですか?
[事前にピッパが負傷のことを知っていては辻褄が合わないと、首を傾げ。
何やら考え事をしながら地下倉庫まで漁って掻き集めた薬と水桶と手拭一式を、ラルフに手渡した。]
私も寝る前に一度、ヒューさんの具合を見に行きます。
ラルフさんこそ、看病押し付けちゃってごめんね?
[本来なら客にさせることではない。最後は敬語を取り払い、純粋に感謝の気持ちで耳打ち。]
(#4) 2012/04/15(Sun) 01時頃
ペラジーさんは、約束があるとかで
出立が延びて本当に困ってました。
観光なのか、目的の通過地点だったのかは知りませんけど、
異国の方で難しい言葉は通じなさそうです。
[そして、タマネギが苦手、と心の中でプロフィールに書き加える。
手元にある分の用紙なら、開示も厭わない。
この中から人狼を探せ、と無理難題を吹っかけられている以上、利用できるものは何でも利用するのだ。]
八名と一匹……いや、二匹ですね。
まさか狼じゃなくて猫でした、
なんてオチはないでしょうけど。
[ブチ猫の癇癪でついた足首の引っかき傷は、人狼と比べるべくもないが、ちょっぴり痛い。]
(#5) 2012/04/15(Sun) 01時頃
もう一人の旅人さんは、夢見草の季節以外にも、
何度か泊まって行かれてますね。
[宿帳から名前を探し当て、それからまたどうやって彼に調書めいたあの紙を書いて貰おうかと、考えあぐねて眉間に皺。]
も、もしかしてあの人が人狼……?
[狼でなく人間の姿でも、彼ならこの宿内の全員を壊滅に追い込める気がした。あくまでソフィアの被害妄想内である。逆に彼が人間なら、人狼だって一捻りなのではないか?]
…………。
[この中に人狼がいる、という思考に染まりつつある自分に気づいて、ソフィアはぶるぶる頭を振った。]
(#6) 2012/04/15(Sun) 01時半頃
ヒューさんが人狼に襲われて?
[詳細に傷を確認したわけではないが、入口に頽れた彼の惨状を思い出すと胸が痛む。それを容疑者なんて、とピッパと同じく憤慨を顕に。]
ラルフさんと、ラディさんと、
人狼なんて噂や御伽噺で、
居ないに決まってるって……言ってたんですけど。
[もしかしたらヒュー以外にも、人狼の犠牲者か目撃者、或いは証拠があったのだろうか。衛士たちのピリピリした空気は、絵空事と笑い飛ばすには真剣すぎた。]
(#7) 2012/04/15(Sun) 01時半頃
とにかく、近づき難い雰囲気の方です。
あの、ダーラさんにはお客様には平等におもてなしを、って
厳命されてるんですけど……。
[しゅん、と白紙を手に項垂れる。またも、ラルフに頼むタイミングは逃してしまった。
ピッパも容疑者らしいと、気は進まないながら記入を促し、三階の鍵も*渡した。*]
あ、イアンさんの隣になりますね。
いっそ同室の方が良かったですか?
(#8) 2012/04/15(Sun) 01時半頃
――1F受付→食堂――
――っはい、ただいま!
[何とか災難関と思われた、ズリエルに用紙を書いて貰うことに成功した。その間も、何か不手際があってはならじと、一挙手一投足をちらちら窺う。腫れ物扱いである。
食事を催促されると、背筋をピーンと伸ばして厨房に飛び込んだ。旅人たち以外にも、食事を振舞わねばならない。
燻製肉と卵を焼き、ビーフストロガノフの残りは、茹でたパスタと絡める。葉野菜のサラダにはタマネギは入っていない。
ちなみに、ソフィアは毎度、調理中の摘まみ食いで、自分の空腹をしのぐのだった。
食堂に簡素な食事を並べ、ピッパを始めまだ食事の済んでない者たちにも声をかけた。
そして頃合を見計らって、ヒューの看病をラルフと代わろうとした矢先。
衛士に呼び出されたソフィアは、沈痛な面持ちで皆に告げる。]
(#9) 2012/04/15(Sun) 20時頃
この中に人狼がいない証拠もない。
数日の軟禁で、犠牲者が出なければ全員解放も有り得る。
が、犠牲者が出たなら、自分が生き残りたいのなら、
人狼と思しき者を、殺していくように。
自分の手を汚すのが嫌ならば、衛士に差し出せば断頭台に連れて行く。
人狼が残っていないと周囲が納得するまで、それを繰り返さねばならない。
[衛士に渡された通達書を読み上げて、ソフィアはみるみる*青ざめた。*]
(#10) 2012/04/15(Sun) 20時頃
――1F受付→3F屋根裏部屋――
[ラルフとヒューの戯れを、「不潔です」と書かれた顔で眺めていたソフィアは、ズリエルの罵声に今度こそ泣きそうになる。人狼も恐いが、誰に殺されようが死は死だ。
食事は作った。片付けくらいは手の空いた者に任せてもいいだろう。
目まぐるしく衝撃的な事態にとうとう耐え切れなくなって、通達書も置き去りに走り出す。]
ちょっと疲れたので、へや……、部屋に戻らせてもらいます。
[三階の屋根裏部屋に篭ったソフィアは、鍵をかけ埃っぽい木箱で扉を*塞いだ。*]
(#11) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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