47 Gambit on board
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そのときには既に『声』も届いていたか。 ≪ 傍に、人は。 ≫ 取り急ぎ、それだけ返す。
(=17) 2011/03/25(Fri) 18時半頃
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とりあえず、このことを踏まえて、今日も召集が必要だな。 終わらないということだ。
[そして、肩の辺り、ちらりと見てから…。]
いかんな、軍服の代えは、空挺にしかなくてな。 ちょっと着替えてくると、伝えておいてくれ。
[そして、くるりと背中を向ける。*]
(109) 2011/03/25(Fri) 18時半頃
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おお、通じたか。
[といっても聴こえが少し、悪い気もしたが…。]
いや、ズリエル殿を発見しただけだ。 それと、ちょっと着替えに戻る。まぁ、心配はいらない。
[そして、声は途切れた。]
(*40) 2011/03/25(Fri) 18時半頃
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イワノフ殿、それ……!
[イワノフが血の付いた小枝を引き抜くのに、さっと蒼褪める。]
も、申し訳ありません! すぐに医療班に……メルルお嬢様!
[あまり変わらぬ表情が明らかな動揺を浮かべ。 ズリエルを運んでいったゲイル達を呼び戻そうと声をかけるが、イワノフは背を向けた所で。]
(110) 2011/03/25(Fri) 18時半頃
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着替えより先に治療を……! イワノフ閣下!
[引き止めようと手を伸ばす。 その手はパチリと静電気が弾けるのに怯えたように、下ろされる。]
……申し訳ありません。
[まるで泣きそうな子供のように顔を歪めるのは一瞬。 深々と溜息をつくと、肩に戻ってきた鷹を手袋をしている方の手で撫で、暫くその場に立ち尽くしていた。]
(111) 2011/03/25(Fri) 19時頃
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…―――。
今は、居ない。 さっきまでガーランド師団長と医療班と……。 マイコフ師団長が居た。
[いつも以上に感情を抑え、淡々と答える。]
(=18) 2011/03/25(Fri) 19時頃
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― 兵舎から中庭へ ―
[戻って身体の汗を流し部屋着で横になったとたんに記憶が切れた。 緊張感が薄くなったので眠りが深くなったのだろう。 だから、届いた筈の声>>105にも…]
ふるへー…んにゃ、ぐ…
[このザマであった。 しかし脳は働いていたらしく、声が伝えた短い言葉を理解するに至れば、 がばっと起き上がり兵舎の窓から外へ身を乗り出した。 そのまま落ちそうになって身を引き戻し、軍服に着替えて駆け出す。
広場の中ほどでズリエルを運ぶ医療班とすれ違い、苦い顔をした]
……チッ。
[くそったれ、と毒づく代わりの舌打ち。 中庭に足を向けかけ、ふと昨晩のことを思い出した。]
(112) 2011/03/25(Fri) 19時半頃
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…あれは、もしかしたら。
[中庭で、ズリエルを襲った後…? あれは、誰だ?ヨーランダなのか?それとも、別人を見間違った?]
わからねえ…くそっ。
[あれが誰か判別できなかったのは、集中力が途切れていたというよりも 遠かったからだろう。 後ろ姿でも容姿が見えただけましだ、そう思うことにした。 そうしたところで結局あれは誰なのかわからないのには変わりないのだが。
中庭を出て行くイワノフへはどこへ行くのだろうと視線を向け、 見送った後、中庭に足を踏み入れた]
また、やられちまったのか。 …そんなに戦がやりてえもんなんだろうかなあ。
[誰に向かってでもなく言う声は苦々しく、苛立ちの棘を*含んでいた*]
(113) 2011/03/25(Fri) 19時半頃
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― 夜明け間際 ― 届く『声』よりも僅かに早く、歪む眉。 まだテオドールが共に在れば、そちらを窺ったりもしたか。 今度はすぐさま、現場へと向かう。
(114) 2011/03/25(Fri) 19時半頃
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[宵頃。日が沈みきり部屋に明かりが一切無くなる、その純黒の気配に目を覚ます。]
ん……
[身を起こし、深く息を吸い、吐き。それから視界だけを開いていく。 目的の姿は彼の自室でまずすぐに見つかった。しかし、器用にも窓から外へ出ていくのを視れば、逃すまいと視野で追う。]
(115) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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≪ ユ・シハ師団長は? ≫ 『声』が届いたのだから、近くにいるのだろう、 そう思ったのだけれど。 どちらにせよ、襲撃犯が召集を掛けるとは考え難いが。
(=19) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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……。
[献杯、とグラスを夜に捧ぐ。静かな酒盛りに、安堵すると同時それを視る背徳感が襲った。
しかし視界を閉じることはせず、緊急に備え衣服だけでも整えておこうと夜着を落とす。 周囲が見えなかろうと行動に困らない程度にはこの眼と付き合ってきた。 上衣に袖を通し、詰襟を留める手も迷わない。]
何事もなければいいと思いたいが。
[その呟きを信じて、解いた髪だけは結わなかった。]
(116) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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[酒盛りは深夜まで続いた。街灯りが消えていき、月の明るさが際立っていく。 途中、通信が入ったようで何言か会話したようであったが、長くは続かない。そのまま、夜明けの間際まで彼はそこにいた。]
――っ、!?
[声が届く。彼の声を聞くことそのものは慣れたことであったが、音のないはずの視界で彼を捉えたままであったから、そこに混ざる音声に思わず驚いて視界を切りかけた。 が、ぶれかける視野の中で、屋根を駆けて降り方に迷う彼の姿だけははっきりと視、記憶に留めたまま中庭へ走る。]
(117) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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―夜明け際―
[文字を読んでやれず声も聞こえなければ、 キリシマとの遣り取りには根気と時間が要った。>>114
彼はどちらの皇子を支持しているのか。 迷いや、他の感情があるのか。理由はどんなものか。 犯人捜索について、知っている事はないか。 会話に慣れて来たら自分からの質問を試みて、しばし。
ふと、彼が眉を動かしたのに首を傾げると、 次いでラミケシュの"声"が聞こえて、共に現場に向かった]
(118) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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― 刻戻り昨夜 ― 少し待て、と言われた>>106のに頷いてから数刻。 軍服に身を包んだテオドールを部屋へと招いたなら、 とりあえず紅茶は要るか、茶葉の入った瓶を手に首を傾ぐ。 そうしてb器のカップ――所謂、湯呑み――に紅茶か真水かを注いで出した後。 指で一度円を描いてから、 開いた右の掌に、 同じく開いた左手、相手に甲を見せるように重ねる。 それで意図が伝わるだろうとは、キリシマ自身も思ってはいない。 続いて紙を取り出せば、ペンを走らせる。
(119) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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描くのは蛇でも蚯蚓でもなく。 円盾、そして、十字。 第10師団の紋章。
(120) 2011/03/25(Fri) 20時頃
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字に関してはキリシマの感性は壊滅的であったが、 絵に関しては、まあそれなり、といったところ。 詳しく誰であるかを特定できるような、人物画や 静物画なんかになると、それは無理というものだったが。 記号にも近い紋章ならば、それと通じるであろうものは描ける。 卓上に置いた紙。紋章の横に、目玉。 それには大きく、バツを付ける。 第10師団の紋章から、目玉へと矢印を引き。 そこで一度、相手の顔を見て。 それにも、バツを付ける。 そうして紋章とは逆の横に円を描く。 中心には、疑問符。 そこからまた、目玉へと矢印を引いて。
(121) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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もう一度相手の顔を見ながら、疑問符をペンの先で叩く。 「アークライト師団長でないならば、誰の仕業と考えるか?」 それが、彼へ訊ねたかった事柄。
(122) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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/* まだ出先ですが取り急ぎ。
渡した通信機に関して、特に詳細の設定はありません。 …ので、ご都合主義で!(ぇー)
折角の振りなら、磁場の影響を受けるモノにしてしまっても良いかと思います。 単独行動に関しても、こちらからの反対や異論はありませんよー。
話が進んでまた必要になるようであれば再度渡す事も出来るので、 壊れたモノをそこら辺にポイして村側に証拠品上げちゃうもよし。
(*41) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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―昨夜―
[茶は要るか、振る舞いで問われて、どちらでも構わないと。
そして、身振りの意味をやはり読めずに、 描かれた紋章に目を瞠る。続きを見守る]
…………この目は、"目を切られた"事の意味で良いか?
[確認してから、一旦黙る]
(123) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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/* あっ、なるほどね。なるほど。 描いたのを想像してなるほど納得だった。
目玉って視たって意味かと思った。
(-37) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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キリシマは、テッドの確認>>123には、頷く。
2011/03/25(Fri) 20時半頃
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/* なにだそう。 紅茶 水 気が変わってコーラ 1
(-38) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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キリシマは、テッドへと差し出した液体には、色が付いていたことだろう。
2011/03/25(Fri) 20時半頃
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………。 グレイヴ師団長。
[苛立たしげな声>>113に振り返る。 その時には平静を取り戻しており、マフラーで半分隠れた表情は読み取れないだろう。]
はい、外傷はなかったですがたぶん。 詳しい容態は医療班の報告次第ですが。 死んではいません。
昨夜と同じように、これからすぐに召集が掛かると思います。 現場は、ボクが荒らしてしまいましたが、遺留品は残っていない、かと。
[淡々と言い、地面を見回す。 置き去りにされたままの大剣と吸い寄せられた金属類が散乱している。]
(124) 2011/03/25(Fri) 20時半頃
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― 中庭 ―
[死んではいないと聞いて安堵で肩の力が抜ける]
外傷がない?バーナー殿は一体どんな状態だったんだ?
[しかし状況をさらに問う声は硬かった]
現場を荒らした……? じゃあこの有様はエンライ殿が?
[散らばった金属類にと、大剣に目を向ける。 しかめ面でため息をついて足元の金属片に手を伸ばす。 触れそうなところでパチッと火花が飛んで驚いて唸った]
…あの木もそうなのか? なにがあった。
[荒らしたと言うからには発見した後に何かが起きたのだろう。 何を考えているのかわからないナユタの表情を見ながら問い掛けた]
(125) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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/* しまった千里眼って音は聞こえないのか。
(-39) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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……解らない。俺には手掛かりが少ない。
[率直な返答を一つ置いた]
一つ、気になっているのは…… ハッセ師団長が、書庫で氷のような"気配"を見たそうだ。 シェルベリ師団長が調べてるらしいが、まだはっきりしない。
(126) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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[自室から中庭へ走れば、結わずに出てきた髪がまとわりつく。 ああくそ、邪魔だ、と心で悪態をつきながら、片手でかき上げた。 バーナー師団長を運ぶ医療班とはすれ違ったろうか、屋根の上に繋ぎ直した視界では捉えられない。 ただ、聞こえる声で中庭に誰がいるかは判る。]
エンライ師団長、ですか。 バーナー師団長は。
[短くそれだけ問うた。]
(127) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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― 帝都・スカイドッグ ―
[それから、一度マダムの停泊するドッグに向かった。待ち構えた副官に、怪我をしたというと、すごく驚かれる。]
まぁ、確かに、久しく、怪我などしてなかったからな。
[攻撃を回避し、多くの死地を乗り越えてきた。 たとえ、どんなに戦況が有利でも指揮官が死ねばそれは負け戦だ。]
ちょっと情けないな。すまん。
[それから、副官と空挺の医療班に治療を受け、思ったより深かった傷を包帯でぐるぐる巻きにされたあと、軍服をかっちり着込む。 いつもは外す詰襟もきっちりと閉じた。]
さて、また行かねばな。 そうそう、お前ら、遊べる時はちゃんと遊んでおけよ。
[そして、城へと戻る。]
(128) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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[ラミケシュの『声』により事態を知り、駆けつける。 ナユタが横たえるズリエルを見つけると、念の為おおよそ磁界の範囲の外で医療班への通信を済ませ、駆け寄る。]
目立った外傷は、ないな。
[殴られた鳩尾に痕跡など残る訳もなく。 喉の冷気にすぐに気付くことは、困難だった。]
搬送後、全身を検査しろ。 おかしな点があればすぐに報告せよ
[言って途中まで同行していた医療班を見送る。 ズリエルが運び込まれた頃だろうか。副官の一人、ロミオから通信が入った]
…何か解ったのか? ……なんだ、と…
(129) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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[副官から送られた報告は。 襲撃された者は、能力者保護するために別室へと運ばれること、よって暫く話を聞くことはできないとのことだった]
誰が決めた…
[能力者の安全を図るためです、という研究部門の副官の声。 つまり、独断であったが、襲撃された者の身の安全を考えれば反対できようもなかった。 同時に、ズリエルが一時的な呼吸困難で意識を失ったようであることの報告を受けて、通信を終えた]
(130) 2011/03/25(Fri) 21時頃
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