147 書架の鳥籠
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[オズワルド。 巻き込んでしまって、ごめんなさい。
そんなどうしようもない私だけど、 聞いてくれますか、私の「呪い」のこと。 暗い森のこと。
あなたが知りたがったこと。
私に出来ることって、もう、それしかありませんから。 私が壊れてしまう前に、それしか出来ませんから。]
(149) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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―テーブル近く―
………。
[テーブル近くで、 冷たい陶器のサイモンの「人形」を手にしたまま、 “ある考え”>>105を思いついた後]
[夜の色の瞳を、集う人々の上にそっと廻らせる。 その視線は。
絵を愛する青年と、 金色の髪の小柄な少女の上に。
他の人達より、少しだけ長く留ってから、 ふっと、天井の紛い物の星空へ向けられ、閉じられた*]
(150) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[グロリアは視線を落とす。 胸元で自身の手を握りしめるとツキリと微かな痛みを感じた]
断ち切る先は――…
[ルーカスの言葉をなぞり、間をあけて]
あなたでないのは確か。 けれど、まだみつからない、みつけられない。
[“そう”でないと思いたくなる相手はグロリアにも存在する。 だから、同意するように頷いて、嘘の星空を見上げた]
(151) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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/*>>148
護衛先、仄めかし。レティーシャさんか、ラルフさんで、 レティーシャさんが…レティーシャさんが><。。
ぽいので、一応護衛GJもできるし、 外してラルフさんもできますけど、どうしましょう?
的な、RPお伺い…
(-37) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[落ち着かせようとレティーシャの髪を撫で]
ティーシャは、どうしたいの 魔女が願いを叶えてくれないとしたら、どうなるのが幸せ?
(152) 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[彼女は最も長くサロンにいた。 話しかけられれば誰かと話すが、 積極的に誰かと『仲良くなろう』とした事はない。 彼女の世界には夫しかいなかったから。 夫の世界には彼女は存在していないのに。]
(153) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[ボリスを友だと思った。 それは本当。 彼よりも長く生きて彼を覚えておきたいと思ったのも本当。 けれど、彼女にはもう、耐えられなかった。 『痩せたい』なんて、軽い願い、 誰かのいのちと引き換えになんて、出来ない。]
(154) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[誰の死も望みたくない。 それがたとえ亡霊であっても。 けれど、『彼女の死を積極的に願わない』人がいない事は、彼女が一番よく知っている。]
(155) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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あれが怖いだけ、なのかな?
[どうも見ているとそれだけじゃない気がするが、確証に至る根拠は無くただ疑問を口にするだけ]
なんにしても、可哀想……だよね
うん……可哀想。
[抱いたのは、「人形にしてしまえば解放される」ボリスの時と同じこと 言葉にはしなかったが、それをオズワルドは察しただろうか?]
(*12) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[シメオンの分からないという返事に、私はいらだってしまい、彼の胸を叩きました。 八つ当たりです。 私は彼の口から、なんという言葉を引きずり出したかったのでしょうか?
そんな私を落ち着かせるためか、彼は髪を撫でてくれました。 私は彼の胸に額を当てます。]
……しあわせ……
[どうしたら、幸せ?]
……私、私じゃない私に。なりたい……。 ……だってこんな子、
誰も、いらないって言うわ!
[暗い森のやめて思い出したくない忘れたことなんてない解けない呪い]
もう、いやなの……
(156) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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/*ちなみに、狼さんからGJ希望がない限りは、
ラルフさん護衛ですにゃー。
グロリアさんを、とっても護りたい、護りたいけど><。
(-38) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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/* しめ 亡霊 ほり 狂人? ぐろ 占い師 るー 亡霊? ぴぱ 霊? おず 守護?
わからないの♡
(-39) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[サロンの出口に立ち、くるりと姿勢を反転させる。 きっとここから、みんなに届けられる。 だってここは不思議な場所だから。]
みんな、聞いてけろ。 眠くなったら、誰かを選ばなきゃいけねえだな。 まんず、亡霊から。 誰か亡霊は分かっただか? …分かってたとしても、おらにはそん人を殺す事は出来ねえ。 そったら事すてあん人には会えねえ。 すたら――…おらが、ここに来た意味は、もうねえだよ。
(157) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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……、
[帽子の庇の影から、 青い瞳がグロリアを見つめ>>151 ことばの形と星見上げる彼女の形を手探る間]
では、 私も君ではない。今は。
[傍のグロリアにだけ聞こえる声量で。 偽らぬ誠を伝える]
…どうしたものかな。
[呟きは、ひどりごとに似る]
数の問題ならば、分が悪い。
(158) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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おらを楽にしてくんねえか。
(159) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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ルーカスは、カトリーナの行動を見守っていれば、告げられる言葉に瞬く――
2013/10/06(Sun) 23時頃
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…ばちが当たっただ。 自分で頑張らんと、簡単に痩せようとすたから。 痩せたら、あん人が帰って来るって、そればっかし考えとったから。 おらには――願いを叶えて貰う資格はねえ。
もう、何も考えたくねえだ。 おらを、人形にしてけろ。
(160) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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レティ嬢は、魔女に呪いを解いて欲しいと… そう言っていた。
と、記憶している。
[どこまでが作り物かは、さて、曖昧だけれど]
…可哀想、か。 もう少し、笑った顔がみたいと そうは思うがな。
(*13) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[胸を叩かれ困った顔をするのは、装いではない本物の、シメオンという亡霊の表情だった。 胸に額を当てるレティーシャ>>156の髪を撫で続ける。遠い遠い昔、弟にもそうしたように。]
……私じゃない私。
[言葉を繰り返し、眉を寄せ口にしないままあることを考える まとまる前に彼女が叫ぶ誰もいらないという、と]
……っ
["いらない"とても胸に刺さる言葉だった 幸せになった筈なのに 満たされた筈なのに ■■■は■■に■■のに]
(161) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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さてシメオン君、 レティ嬢を――― お願いしてもよろしいかな?
[口調に感情は乗せず、助手に仕事を頼むように告げる。]
“次”は、シメオン君の番、だったはずだ。
(*14) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[彼女は再び円卓に近寄り、ここに来て初めて、紅茶を淹れた。 香りを嗅ぎ、口をつける。 顎との境目が分からない太い首が波打ち、紅茶を体内に流し込む。 飲み終えて、口を閉じて鼻で呼吸をすると、紅茶の香りが広がって、思わず笑みが零れた。]
(162) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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『ゲルトじゃなくてお前がいなくなってしまえば良かったのに――』
(163) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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――ああ、美味しいだぁ。
(164) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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ルーカスは、シメオンに話の続きを促した。
2013/10/06(Sun) 23時頃
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……
[レティーシャを静かに抱き締めた。 この時やっと気付いたのだ、一緒にいてもお互い深くにあることは胸の奥にしまったままだったものだから。]
僕達
きっと似ているんだね。
(165) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[彼女はそのまま寝息を立て始める。 聞いた者の反応を確かめぬまま――……**]
(166) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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カトリーナは、レティーシャは無事オズワルドと合流出来ただろうか、と思った。
2013/10/06(Sun) 23時頃
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[ルーカスの応えは漸く耳朶に届く程度のもの。 見上げたままの姿勢で小さく笑い隣を流し見る]
正直ね。
[それを美徳だと思い言葉のまま受け止めた]
数の問題なら――…
[自身の役割を明らかにすれば動きはあるだろうか。 ちらと過るもルーカスを巻き込むかたちになると知れるから グロリアは迷い、声を大きくは出来なかった]
(167) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[そういえば、友情のしるしにボリスに一度でも名前で呼んで貰いたかったな、という考えが『選んだ』事になったのを、彼女は知らない。**]
(168) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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/* はっそうだよルーは白確だよ私何してんだ
かとりんちゃん話せてないよ〜〜〜
(-40) 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[ああ、聞こえる、"声"が聞こえる。 だから僕は笑顔を浮かべた、ゲルトにも見せたことがないような、とびっきりの笑顔]
ティーシャがそうなれるようにおまじないをかけてあげる。 魔女なんかより、僕のほうが信用出来るでしょ?
[大きな嘘、真っ赤な嘘。 彼女を人形にする、そう決めても綺麗な言葉で誤魔化したまま]
だから安心していいよ
[けれどそれはシメオンに残った、人間らしい部分だったのかもしれない]
(169) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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― サロンを出る前の事 ― >>134 [ホリーに共感を得られたようなら、うむ、と頷きを返したが やはり、彼女の名を呼ぶと浮かない顔が返ると悟る。 それから彼女の身形を一度目視してから、]
呼び捨ては私のポリシーに反するので ―― では、ホリー君と。
[彼女が満足するであろう呼び名を推理し、伝えた。]
(170) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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― サロンを出る前の事 ― >>136 [本の内容は今日はルーカス助手によって知る。 守護、と聞けば、何やら心強い響きだなと口にする。]
幸せをどう感じるのは人それぞれだが、 難しいと気付くには、一度、その幸せを失わねばならない。 と、経験者は語るを決め込もう。
…短くても長くても、 幸せと感じれば、そこに確かに幸せはあるのだよ。
―― ルーカス君にも、何れ解るといいな。
[と、問いにはそう答えただろう。**]
(171) 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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