316 【完全RP村】碧落の宙に、さあ一杯。
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[――それに応えるかのように、 地面が沸き上がる振動とともに、大地の裂け目、 いや宇宙クジラの背中から、覆っていた霧を切り裂くように、星の瞬く銀河に向かって潮が放たれるだろう*]
(89) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[アーサーの視線>>81に気付いたのかどうか。 くわり、と欠伸するように口を開き、むにむにあたたかさに微睡みたそうに眠そうにしてから]
[碧空を仰いで──]
[くるるるる……] [喉奥で小さく音を鳴らす]
(90) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[竜とは である。 少し不思議な力を持つのは、竜騎兵の竜でもお馴染みだろう]
(91) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[2匹は不思議な感覚に包まれていた。 記憶にはない。けれども、この五感に訴えかけるそれを。確かに覚えていた。
走馬灯のような、刹那の情景。
それを感じられたのは、相手が見知った顔だったことに勘付いたから? それもあるかも知れない。 しかし、確かに以前。似たような場面に出会ったことがある気がするのだ。]
あんたも気付いたかい? 相棒。
[五感が共鳴し合う。]
(92) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[そうだ。自分よりも大きな生き物を初めてみたときだ。 目の前にいる竜は、それを比べればまだ小ぶりではあるが。
いや、Barの連中だって、自分たちよりも大きな店員のほうが多い。どうしてそんな事を思ったのだろう。
記憶が混在し、混乱する。]
えっと、"初めまして"?
[言葉が通じるかどうかも分からない相手に、随分と間の抜けた語り掛けは、自分への確認も込めたものであっただろう。]
(93) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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キュッ!
[珍しく相棒が声を上げた。 いつもは分かるというのに、今回ばかりは猫に相棒の鳴き声の意味を理解することができなかった。]*
(94) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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/* >>82>>89 わー!すごい!(拍手の気持ち)
(-34) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[別の軸で進行している話――宇宙クジラの潮が吹かれる可能性のことを、黒猫は知らない。 事態を目の当たりにすれば、それと幻の一杯との繋がりにも気付くかもしれないが、今は何処に向かうべきかもわからないままでいる]
[聲>>77が届いたのはその時だった]
……今の クジラの声ではないね?
[紛れもなく音声、しかし美しい声だ。 そのような声を発する者をしらないから、周囲を見回して]
(95) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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……なんだ?
[碧い鱗の姿>>78。 分類するなら竜、なのだろうか。 それの正体には気付かず、突然現れたようにも見えている]
……いったい……
[黒猫のデータベースには多くの生物や種族のデータが収められているが、全てではない。 架空ではない竜に関するデータは多くはなかった]
…………
[しばし、無言で宙を見上げる。 隣にいる見えない誰かも、そうするだろうと思われた*]
(96) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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/* おっ? ええすごい、面白い…ムスタファもアーサーもわくわくするね…。
(-35) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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/* ジルの設定切なくて優しいと思うんだ僕は……。
(-36) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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[どこかから聞こえる*おと*に>>82。 吼えるおとに>>88。 繋げ渦巻く宇宙クジラの幻想へ、ひとつに縒り合わせ届けるように。 祈りのごとしのこえをあげて啼いた]
[ク────ォ──────…‥…────ン]
[円形の雲の壁に沿い、頭上へとそのまま抜けてゆく、透き通る啼き声を*]
(97) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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/* 絶対に、自分の正体を暴露しねェ!と心に決めてる系のムスタファだ、これ。恥ずかしいからなァ、とか言うわこれ。
(-37) 2024/02/18(Sun) 22時頃
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おお?
[特別な聴覚を持たない男にも、その音>>82は聞こえていた。 警告音めいたもの。 それが何に対する合図だったのか、と、考える暇もなく]
ビジリア?
[『怪獣』が応えるように、吼える>>88。 そして――]
わっ、これ――!
[振動を感じて、思わず堪えるように腰を落とす。 地面、つまり宇宙クジラが揺れている。 期待と警戒を半々に眺める先、遥か宙へ届くほどの勢いで、潮が吹きだした>>89*]
(98) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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[長く長く啼いてから、碧空を見上げていた目をゆっくり瞬かせた。 碧空に、記憶に無い星屑が流れるのはきっと宇宙クジラの見る情景が混ざっているからかもしれない]
[仰いだ姿勢から目線を下げる]
[くるるる……]
[挨拶に、じっとアーサー>>93を見て] [ぺろりと竜騎兵ごと舐めた*]
(99) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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[不意に音>>82>>97が響いた。
曰く、それは主張。 曰く、それは呼び声。 曰く、それは歌。
相棒もつられて咆哮を上げ、自分もまたニィー!と甲高い声を上げる。 理屈ではない。それが、今あるべき姿だと思ったから。]
(100) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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/* 皆で啼こう、響かせようの輪!
(-38) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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ああ、確かに警笛は、”おおきないきもの”の鳴き声を模したもんだよ。言葉じゃ伝わらない種族のお客さんもいるけれど、あれは意味を知らなくたって、通じるものだからね。
[いつか、猫自身がそう客に説明したこともあったか。
猫にはクジラの言葉は分からない。けれども確かに、声にならない声で。クジラの呼び声が聞こえた。
クジラと共生する生物や、周辺の小惑星にいた生物の。竜の歌声に応えたものたちの声も、猫の耳はピコりと受け取ることができた。 それはきっと、魂を揺さぶるほどのエネルギーを持っていたことだろう。]
(101) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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[アーサーたちと竜との対話に口を挟めるものではない。 視線を下ろした時、場にはまた別の異変が起こり始めていた>>82]
――宇宙列車の警笛だ
[ナビゲーションロボットとして、その意味するところはすぐに理解できた。 巨大生物との衝突回避も含めて、音以外の情報も込められている。 が、単なる警告でないことは、次なる異変でわかった]
……? 地面……いや、宇宙クジラが反応している
[足元からの振動。 黒の大地が裂け、宙を衝くように潮が吹きあがる>>89]
(102) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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宇宙クジラの……潮……?
[水のように見えるが、単なる水ということはないだろう。 未知の生物が、正しい姿も判然としないその体内で作り出したものであり]
こ……これだ!
[不意に、AIが確信めいた結論を弾き出す]
虹を、強いエネルギーを籠められるほどの液体があるとするなら――
[宇宙クジラ自身がそれを求める理由はわからない。 否、エネルギーを籠めるという過程こそが必要なのか]
な、なにかに溜めないと……
[黒猫自身では道具を扱えない。 水を汲める道具を持ち込んだ者はいないかと、周辺をうろうろした*]
(103) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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[やがて長い警笛が止めば。]
おっと。あんたは流石に乗せられないよ。
[大きな舌>>99の圧力に蹈鞴を踏む。 なぜだか、Barでムスタファに大きな瓶をヒョイと投げ渡された時のことを思い出した。]*
(104) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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― 宇宙クジラの背・何時かのタイミング ―
……?
[まるで波が押し寄せるように聴こえた。 何処からか、遠くも、近くも感じるような。
宇宙を震わせる*おと*>>82 を皮切りに、 胸を揺らし応えるような咆哮>>88 を、 祈りにも似て伸び行く啼き声>>97 を、 心の衝動に従うかの如き鳴き声>>100 を。]
これ、は、
[足下から来る振動>>89 に瞬間眉を寄せ、隣に居るだろうミタシュを腕で支えようともする。が、やがてその宙に向かって放たれた煌めく潮に一瞬言葉を無くし――]
(105) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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/* >>101 アーサーの説明が、とても助かる! 凄く良い。なるほど……が沸き起こって来る。
(-39) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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/* >>103 うろうろかわいい…。
(-40) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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/* *おと*は、離席マークを兼ねてのものなのであるー! と、マスターがもだもだしてるぜェ。
(-41) 2024/02/18(Sun) 22時半頃
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[ぷい、とアーサーにしたのは>>104、乗る気は無いよの意思表示だろう]
[ぷいのついでに、辺りの様子を見ているようだ*]
(106) 2024/02/18(Sun) 23時頃
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はは、
[ただの偶然だ。理解している。 しかし男にとっては、これから道を切り拓いていく星渡りの民達への激励にも感じてしまった。]
『 宇宙にかかる ぎんのかわ 』
『 ながれ ながれて 』
『 宇宙《うみ》の 海《うみ》へ 』...
[別れ行く彼等にも、如何かこの輝きが届くように。*]
(107) 2024/02/18(Sun) 23時頃
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[かぷっ。 ビジリアに掛かっている、亜空間掛け鞄ごとビジリアの腕を咥える。 くいくい、として気付いたのなら離すだろう。 鞄の中には、何か汲んだり溜めようとするなら、そういった道具>>103も入っているだろう。 或いは、鞄そのものも"溜める"には丁度良い道具といえるだろう*]
(108) 2024/02/18(Sun) 23時頃
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[カボチャのランタンが走り回っている>>103のは遠目に見えたが、彼の声を聞かずとも、やらなければならないことを理解していた]
クジラへ渡すにしても、何かに入れないと口のところへ持って行けないし……。 ――ん?
[そこに現れたのは、先に宙で啼いていた碧の竜>>108]
君は―― あっ、この道具を使えって?
[正体について考えるより先に、折角の潮を溜める機会を逃さないよう、ビジリアの鞄に手を伸ばす。 何か溜められそうな道具を片っ端から地面へ並べていった*]
(109) 2024/02/18(Sun) 23時頃
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[その頃。 店の外に辺り一帯の潮なりを溜めれる為の甕を出していたかどうかは、マスターと店に居る者達と宇宙クジラのみが知る**]
(110) 2024/02/18(Sun) 23時半頃
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