191 忘却の箱
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[ふと、色とりどりの花弁の彩る廊下の先から響くくしゃみ。>>59 足を止めて顔を上げれば、頭にタオルを被った大柄で猫背気味の男。 知らない顔だ。
それは知っていたのを忘れてしまったのか、最初から知らないのか。 わかりようもないけれど。
わからないことを気に止めなくなったのはいつからだろう。 慣れてしまったのは、いつから。 随分長く、ここにいる間に それすら花となって咲いて散ってしまったように。
ただ在るのは、足元に散る花弁だけ。]
(75) 2014/09/03(Wed) 14時頃
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[袖で鼻を擦っている男の視線を辿り、窓の外へと。 白い風に花弁が踊る中、囀る声が止まり。>>70 日の光の下で輝く金色に眼を細めた。
大柄な男に、笑いかけ手を振る彼女。 鮮やかな金色を揺らして中庭から廊下へと向かってくる姿へ、道すがらゆっくりと足を向け。>>71]
やあ、クリスのお嬢ちゃん。 今日はいい天気だ。 日向ぼっこはおしまいかい?
[記憶の端にまだ残っている彼女の名を呼び。 目尻に皺を寄せ微笑んだ。**]
(76) 2014/09/03(Wed) 14時頃
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[自分を「浮かばせている」彼の内面の揺らぎ>>69には…気付かない。 一瞬だけ、引っかかりを持っても、疑問を持っても。それは、胸の黒い花に吸収されて忘れ去られる。 だから、行きたい所、の答をそのまま待つ。]
マーチェさん。 そっかー、いいかも。あたしも、おじーさんの絵、好きー…
[と、彼の答え>>72に返した所で、自分の身体が元通り地面に戻されるのを感じる。きょとん、と首を傾げて、視線上に来た彼の目をじ、っと見つめる。 やがて、手に握らされたのは、幾つかの飴の包み。]
わ。『外』の飴! えへへ、うれしいなあっ、シーシャ、ありがと!
[『外』。その言葉に、ほんの少し、ざわつくものを感じる。 感じた所で… 何故かは思い出せない。 魚の小骨がささったような不快感。もどかしさ。 それでも、今は、今は、ここにあるものが大切だ。]
へー…あたらしいひと。じゃあ、早速この飴一緒にたべよーっと!
(77) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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[屈託のない笑み。それをすれば仲良くなれる。そう、確信を持って。]
―――って、あれ?シーシャ、行っちゃうのー? 一緒に行こうよー。 ……んー。
[声をかけても、背は遠ざかる。ならば仕方がない。 切り替えは早かった。 少し前ならば、もっとぐずっていただろう。
だって、少し前までは『哀しみ』があった。
世界は変わってしまった。 少女はそれに気付かない。
青い花が、揺れる。]
(78) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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[中庭から廊下へ。 入ろうとしたところでかけられた声>>76に、振り返ると、にこりと笑う。]
おはようございます、まぁさん。 うん、おしまい。 また後で、来るかもしれないけれど。
[ちょっと日の射す中庭を振り返りながら、答える。 日差しに眩しげに眼を細めてからもう一度、振り返って。]
まぁさんも、日向ぼっこ? ぽかぽかして気持ちいいですよ。 今日は本当にいい天気だもの!
(79) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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[多分、まぁさんとは日向ぼっこ仲間だったような気がする。 そう思ってるのは勘違いかもしれないし、正直自信はないけれど。
けれど彼女はまぁさんの纏う穏やかな空気が好きだったし、度々こうして話しかけてもらったような気がするのだ。
しかし実の所、まぁさん、の本名を思い出せないことに、彼女自身は気づいていなかった。]
(80) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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またねー。
[そう、角を曲がる>>74シーシャの背中に手を振ると、またぶらぶらと歩き始める。]
えーっと、あたらしいひとはどこにいるのかなー。
[そんな事を呟きながら。もし、誰かとすれ違ったなら、その相手に「あたらしいひと」の事を聞いて。
――ふと、天窓から差し込む光に目を細めた。]
(81) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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そう言えば…
[さっき、「咲く感触」がした左手を上げる。 その手の甲に咲く青い花。
…今度は何を忘れたのだろう。 その事を考えると少女はたまらなく不安になる。しかし、不安は長くは続かない。不安を突き詰めるための思考方法。それが欠落した、ただただ漠然とした不安だからだ。]
まあ…いっか。 ………全部お花になっちゃうのは、怖いけど。 大丈夫だよね。
[根拠のない『大丈夫』を、少女は心から信じていた。**]
(82) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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[そのまましばらく、まぁさんと立ち話でもしたろうか。 言葉が途切れた刹那、叫び声と共に聞こえる、何かを殴打した音>>74。]
え、何…?
[聞き覚えのあるような、ないような怒号にキョロキョロと辺りを見回して。 まぁさんを振り返り、申し訳なさそうな顔を一つ。]
ごめんなさい、まぁさん。 ちょっと、見てくる…!
[音はすぐそこであったようだ。 まぁさんを伴うより、一人で行った方が早いと判断した彼女は駆け出す。]
(83) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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…シーシャさん!?
[一つ角を曲がればこそに居た青年の姿に、驚く。 何だか荒れた様子に、心をざわめかせ。 それは始めて見る光景ではないのかもしれないけれど、放っておけなかったのは確かだ。]
どうしたの? 大丈夫?
[近づけば、寄るな触るなオーラをビンビンに感じるが、頭から無視して顔を覗き込むようにしゃがみ込む。 彼はこちらを見てくれるだろうか? そんな余裕さえ無さそうなら、そっと背中を撫でようと、手を伸ばした。 触れる前に払われなければ、恐る恐る、宥めるようにその背を撫でるだろう。].
(84) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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─廊下→自室─
[“口上の約束”を終えれば、自室へ向かおうと足を動かす。
少々大きめのスリッパが奏でる浮いた音が、先程までは気にならなかったというのに。
苛立ちは無意識に手のひらへと向かい、ギュッと力を込めて違和感に気付く。]
………何。
[ふわり、と空気に漂うのは*花の匂い*]
(85) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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──っ!
[勢いのまま、手のひらをひっくり返す。 右手の親指の付け根、そこに根を下ろしているのは淡い鴇色。 それは花開いているというのに控えめな、親指一本程の大きさではあったけれど。 確かに一輪、新しく蕾が開いていて。
思わずぐしゃりと、花を潰す。]
………。
[広がる蜜の香り。 鼻を掠める芳香に瞳が揺れて。 中庭から聞こえてくる声の主>>43>>45が脳裏に遅れて浮かび上がったことにだけ、ため息を吐けば逃げるように自室へと。]
(86) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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─自室─
[朝から代わる代わる流れる音の調べも、この室内では少し曇ったものになるのは、窓を開けていないからか。
青を落としたような凪いだ空は曇ることなく、柔らかな曇は穏やかに流れている。
“穏やかな日常” この小さな箱庭から覗く風景に ただただ、視線を落とした。]
………。
[部屋の隅。 黒いビニールのケースに手をかける。チャックを下ろせば姿を表すのは、少しだけ埃を被ったボディと、僅かに錆びた弦が六本張られたネック部分。
ズシリと重い、それを持ち上げベッドに腰掛ける。 弦に挟んであったピックを一枚取り出せば、親指と人差し指に挟もうとして──花びらが邪魔をした。]
(87) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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………。
[ふわふわと新たに芽吹いた花びら。
このことが告げることといえば、新たな思い出が散ってしまった。 変えようのない現実。
次は、何を忘れてしまったのだろう。 記憶を辿ろうとしても、どの記憶が分からなければ、道筋などわかるはずも無く。]
…………っ、
[胸を焦がすこの感覚。 その名前は、もう。 ──…忘れてしまった。]
(88) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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[どれぐらいそうしていたか。 無造作にギターを寝台に置いたまま、立ち上がる。
約束をしていた、ような気もするが、如何せん思い出せず。
廊下に再び足を踏み入れた時。 そこには誰がいただろう。
音が止んでいたことには気付かぬまま。新たな物音>>74が耳に入ったのなら、驚きに目を見開かせただろう。]
……また?
零れた声は男が意識する前に溶けてしまい、“また”とは何がまたなのだろうか。首を傾げつつ足を動かしたか。
もし、音の所在地を辿る際に誰かとすれ違ったのなら、何があった?なんて、尋ねただろうか。]
(89) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/03(Wed) 21時半頃
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―暫くのち、廊下―
[朝食後、訪ねたマーチェの部屋に人の気配は無く。 数度のノックの後、そっと扉を開いて中を確認する。]
留守、ですかね。 …マーチェ?
[ふわり。風に乗って鼻腔を擽るのは画材の匂い。 部屋の片隅に重なるキャンバスの山から一枚、仲間外れに目を留めて。 その中心、一番大切な部分の空白を認め>>0:53、小さく肩を竦める。]
(90) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[この白い箱の中、鍵のかかる個人のスペースなどそう多くはない。 各病室も然り。いつ、何を忘れるかわかったものではないのだから。
こうしてこっそり人の部屋を覗くのは悪い癖だと知りつつも、 どうせ忘れるのだからと、自分に甘い言い訳を。
プライベートを覗き見て、誰かに怒られたこともあったかもしれない。 けれど、そんなことはとうに忘れて。 罪悪感より探究心が勝るのは、まるで遠慮を知らぬ子どものよう。]
(91) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[マーチェが居ないのならば、後で出直そう。 イーゼルの端にメモを添えて、そっと部屋を後にした。]
『親愛なるマーチェ
ついに紫のブーケが完成したんだ。 記念に一枚、描いてくれないか?
…僕が僕自身の本質を忘れないように、 可能なら左手だけでなく胸から上も、一緒にね。
君のファンの一人より』
[別段、約束をしていたわけではない。 ……いや、していたのだろうか? どちらにしろ、二人とも覚えてはいないけれど。
こうして適当に思い付いたことをでっち上げるのも常だから、きっと彼は気にしないだろう。]
(92) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[今日も今日とて、特にやることもない。 ない。…ないのだろうか?
ふと視線を落とした先、白衣の胸ポケットに小さな手帳を見つけて。 習慣的に持ち歩いているそれを開けば、今日の"タスク"が書いてある。]
……うーん。
[パラパラとページを捲れば、好奇心を刺激することが色々と書き連ねてあるものの。
サナトリウムに居る人、居た人達との会話の数々。 自身の記憶。研究の詳細。 花の栽培記録。最終的な剪定イメージのイラスト。
――この膨大な量を見返すには、廊下は適当な場所とは言い難い。 落ち着いて手帳を読める場所に移動しようと、書庫へ向かう。]
(93) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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―書庫―
[そこには既に、先客がいて。 扉を開ければ、柔らかな旋律が漏れ聞こえてくる。>>38
オクターブ下のハミングでそのメロディを追いながら、 書架の間から、ひょこりと顔を覗かせる。]
…やぁ、書棚の妖精さん? 本日のご機嫌はいかがかな。
[問いつつも、手元のノートに目を落とす。 目当てのページを探し出すと満足に頷き、会話を続ける。]
(94) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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ジリヤ。 今日は、どんな『物語』を読んでいるんだい?
[邪魔にならぬよう、されど遠く離れ過ぎず。 近くのソファに腰を下ろして。 さて、この子とはどんな話ができるだろう。
――…この子は、どんな子だっただろう?]**
(95) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/03(Wed) 22時半頃
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/* やっぱ疲れてるよね! 投下前の打ち間違いも多いし、投下後の誤字もいつもより多い。 むんむん。困った。ぬーん。
(-10) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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……ッ、触んな、……!
[聞き覚えのある高い声が、足音と共に近寄ってくる。すぐ傍らにしゃがみ込んだ気配。心配しているとわかる声音。>>84 背を撫でようとする手のひらの体温が、空気越しに直ぐそこ。瞬間、鼻の奥がツンとするような情動が脳内を焦がして、半ば叫ぶような拒絶の声が出る。
微かに空気が震えた。 背中に触れるはずだった手は、そこに止まったままで。 怖がらせてしまっただろうか。後悔と、自嘲と、放っておいて欲しい気持ちはないまぜで、ごつんと額を壁に押し付ける。
鼻の奥はずっと痛むままだ。もしかしたらこれは、]
――なんでもない。どうってことねえ、から……クリス。
[泣きたい、のかも、しれない。]
(96) 2014/09/03(Wed) 23時頃
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/* うーん
(-11) 2014/09/03(Wed) 23時頃
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/* しー、シーシャさんやさしい;;
(-12) 2014/09/03(Wed) 23時頃
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─廊下─
[割り振られた病室から踏み出した廊下にて聞こえた物音>>74
ふらり、と誘われるままにそちらの方へ赴いた時は誰か傍にいただろうか。それとも一人だったか。
スリッパの音を鳴らしながら、歩く先。そこには一組の男女の姿。
長いブロンドの彼女>>84は、確か今朝頃に朝食を共にした女性で。 その女性がしゃがみ込んでいる先に目を凝らせば、蹲る男の姿を見つけた。]
(97) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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……何してんの?
[思わず口からついた言葉は、その場にそぐわないものだったか。 失言だったかもしれない。 そう思い口元に手をあてた瞬間、視界に入る包帯に包まれた左腕>>74]
…また、毟った?
[処置された片腕に視線を向けながら、漏れる自分の言葉に眉を寄せて。
何処か苦しげに見える姿>>96に今度こそかける言葉が思い浮かばず、新しく咲いた右手の花を握り締めつつ、暫く眺めていただろう。
頭の花を揺らしながら。]
(98) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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/* パルック[[who]] スティーブン[[who]] 絡む人の指針
(-13) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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/* 違う、そうじゃない
(-14) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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[千切る、捏ねる、ころり、立方体。 千切る、捏ねる、ころり、立方体。 千切る、捏ねる、ころり、立方体。 パンを弄りながら、胃には入れない。 咀嚼し、反芻するのは中庭の風景。
視界をひらひら邪魔する白の隙間から、ちらりと見た女性は 此方に向かって手を振っていた様に、見えた。 ほんの一瞬。思わず逃げ出してしまったのだが–––悪い事をした、気がする。 また会う事があれば、きちんと挨拶をしよう、と密かに決意し、付箋に走り書き。 金色、くしゃみ、歌、わらった、と。
刹那に過った、何処かの踏切の近くの杭みたいに、黄の花の絡み咲いた腕。 力無い様に見えたあの腕は、何処か懐かしく感じた。 検査室で隣の寝台から垂れているのを見た、だろうか。 ただ単に、乾いた何かに浮かぶ黄、という曖昧な記憶の欠片があったのだろうか]
(99) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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