60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[ベッドの縁に掴まり再び立ち上がった時、 こちら側に伸ばされる手があった。 理性を取り戻したセピアの瞳はサイモンの 軽口に揺れることなく微かに細めるだけで。 こちらから伸ばした指先はサイモンの手には触れず 伸ばした指先は彼の黒髪へと触れ、 軽口を嗜めるように一度軽く叩いてから あやすように、二度髪へと指を滑らせた。]
――…休んでいろ。 私が失敗するようなことがあれば、 その時はお前に動いて貰わなくてはならない。
[流石に何も着ぬ姿で出るのは憚られ、 ベッドに掛けられたシャツを羽織って。 傍らで眠り続けるテオドールの姿を見つめてから 壁を伝う形で時間を掛けて部屋を出る。]
(28) 2011/08/11(Thu) 04時半頃
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[ヤニク達のいる廊下からは遠いのだろう。 部屋を出ても濃い薔薇の香はなく、 出たばかりの扉に一度背をつける。]
―――……っ、
[シャツに隠れた窄まりから吐き出された精が 少しずつ染み出て支えを取ろうと震える足に伝う。 その感触をやり過ごそうと一度息を詰めて壁を伝いはじめ。
―――…今、誰が無事で、起きているのか。 薔薇の香に酔わされてはならないから確認にも行けず。 このまま己が向かわなければ一体どうなるのだろう。 目覚めぬ夢に誘われ、今此処に居る現実が夢となる。 嵐の前と比べ多くを知り、多くを失い変わり果てた姿、 これが夢となることは…望んでいることかもしれなくて。]
(29) 2011/08/11(Thu) 05時頃
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…私一人の気持ちで… 決めていいことではない…。
[死んだように眠りについたテオドールの姿を思えば。 セピアの瞳を伏せ己に言い聞かせるように呟くと、 壁を伝ってまず向かうのは中庭ではなく―――…*]
(30) 2011/08/11(Thu) 05時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 05時頃
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『夢から 醒めたいの? 戻って どうするの?』
(@0) 2011/08/11(Thu) 07時半頃
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『夢が 醒める?』
(@1) 2011/08/11(Thu) 07時半頃
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[薔薇の香が強くなる]
っ…!
[触るなと手を払われて拒否されるとあの日の事を思い出す 一瞬片眉をあげて 『なぜ』という風に片眉をあげて そして顔を歪ませて今にも泣きそうな顔になった。 ヤニクをの腕を摘んでいた手を離す]
そうか?俺はいらないか…
[苦しげに笑う>>10]
(31) 2011/08/11(Thu) 08時頃
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[愛してる、一緒に駆け落ちしよう…そんな風に睦言を呟いていた2つ年上の従姉弟は… ずっと父親の愛人だった そして今は―母親が死んでからは母と呼ばなければならない相手。 結局自分は夢語りの遊び相手でしかなかった…。
倶楽部の友達もクラスメイトも、そして殺傷騒ぎや荒れる態度にいつの間にか離れて行って いつも慕って傍にいた弟みたいな後輩さえ、目が会えば苦しげな眼をする。
それなら、いっそ壊したかった。 なにもなくてしまって構わなかった…のに。]
(32) 2011/08/11(Thu) 08時頃
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―て…なっ?
[一瞬思いが遠くによぎったその次に 気づいたのは下肢に絡みつくような指の動き
茨の伝う腕 濃厚な甘い香]
っ はっ…ぁ ヤニク?
[ずっと何度も我慢し続けた欲はもう抑え付けられないほどたぎって、ヤニクの掌の中ですぐに形を変えはじめ]
んっ……お 前… 薔薇に…
[思わず喘ぎ声が漏れる。下腹部から湧き上がってくる快感にくらりとして、身を屈める様にヤニクの肩へ顔を預けて]
おいっ 我慢できねぇって…
[声を上げない様に肩を震わせると、絞り出すような声をだして耳元で熱い吐息を吐いた]
(33) 2011/08/11(Thu) 08時半頃
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あっ…あぁ
[それでも…与えられる快感に声が漏れて]
ヤニク、やりたくない事ならすんなよっ
[そういって、もしかしたらプールの時のように冷たい水に当たれば熱も冷めるかと頭の中が時々白くなりながらもヤニクを抱えて引きずってシャワー室へ
狭いシャワー室へヤニクの体も引きずり込んで頭から冷たい水を流したが…冷たい水さえも薔薇の香りを流すことはできなかった
反対に ぺたりとシャツが体に張り付いたヤニクの姿を目の前にして]
―すまん…ちょっと 状況悪くした だけかも
[赤くなってその姿から目をそらそうと**]
(34) 2011/08/11(Thu) 09時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 10時半頃
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[残響のような薔薇の囁き、 求めるばかりのその声は、少年の寂しさと感応した故だろうか。 恋を、想いを、温もりを無邪気にねだるような
『頂戴』
『頂戴』 止まない声が響いている]
我慢できないなら、……頂戴?
[シャワールームに身を引きずられて、 振りかかる冷たい水の下、濡れた薔薇はより匂いたつ]
(35) 2011/08/11(Thu) 10時半頃
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[再び下肢に伸びる手は、その前をくつろげて、 既に反応していたヘクターの欲を引きずり出す。
一度それにすっと頬擦りして、注意をひきつける。 見上げる濡れた眼差しは視線をそらさぬまま、熱帯びたくちびるを這わせてゆく。やわらかな粘膜が与えるのは、優しいだけのもどかしい刺激。唾液をたっぷりとのせた舌を見せ付けるように絡めて、尚焦らす]
ん……、は ッ
[唾液と先走りで、ちゅる、と鳴る水音はシャワーの音でかき消された。 もどかしい吐息が吐き出されるのなら、うっすらと笑って這わせた指先を遊ばせる]
(36) 2011/08/11(Thu) 10時半頃
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/* サイモンが可愛いモン。
サイモン×ピッパとディーン×ヴェスパと……あとどこだ? 今回結構拗れてるよなあw ヤニク周りがどうなるのか分からない。 あとヘクターとロビンとか……
(-12) 2011/08/11(Thu) 10時半頃
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[手折らば刺さん、薔薇の棘。 薔薇に注がれる甘露は、儚くゆれうごく稚い感情]
いらなくないですよ、 ……あなたがほしいです。
[向けるやわらかな笑み。 全てを平等に無価値にする、歪んだ博愛。 少年に宿る薔薇の言葉は、価値のない優しいだけの甘い言葉になる。 薔薇の棘はけれど心の柔らかな場所に刺さるだろうか]
だから、……『頂戴』?
[焦らしながら十分な硬度を引き出せたとて、 そのまままたがるにはシャワールームは狭すぎた。 ベルトを外し下肢を晒す、落ちた衣類から引き抜いた足を一度絡めた*]
(37) 2011/08/11(Thu) 10時半頃
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…夢ならば、いつか覚めるのだろうか?
[優しい腕の中に身を預けたこの温もりも、目覚めれば消えてしまうのだろうか。 ならばこのまま、現実から逃げるように幸せの幻想に浸っていたい。
その思いに応じてか、呪いの蔦は新たな枝を生やし、腕の中の人ごと夢の奥へと絡めとる。]
…ぁ………
[深く食い込む荊棘。幻想に満たされた魂がすこしずつ薄れていく。 妖精の制御を離れた薔薇の呪縛は、見境無く襲いかかり容赦なく精気を求めて…。
今咲かねば枯れてしまう。 枯れる前に花咲いて種を…。]
(+3) 2011/08/11(Thu) 10時半頃
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ヤニクは、褐色の脚を白い精が伝い落ちて、水にとけ流されていく*
2011/08/11(Thu) 10時半頃
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/* なんかシャワールームに連れ込まれていたぞ。 乗っかるにはちょっと不便な空間ですね。
時間によっては大分まき気味になりそうな。 というか、あいきゃんふらい(死ぬ気はない)できるかなあ。
(-13) 2011/08/11(Thu) 11時頃
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―――――…………♪
[白薔薇を咲かせる茨の檻。 響くソプラノ。 奏でる歌は愛の歌]
[けれどもそれはすぐにまた。 嬌声にとって代わり。 真っ白な花を一輪、咲かせ。 記憶も、想いも、糧となる]
(+4) 2011/08/11(Thu) 11時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 11時半頃
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/* 降霊者を無理に残すこともないとは、思うけども。 心情的には残したいのは判るかなぁ……。
残すなら、イアンが吊りに向かって、私が襲撃すれば良かったんだけど、私はともかく、イアンはそのつもりなかっただろうし(しょっぱなの赤発言は宣言ととった+前日の私が吊りに向かった動きだったしなぁ)。
降霊関係だけにこだわるなら、いっそ、吊りをそれこそサイモンにあてておしまいって手が良かったんかね?
でも、まぁ、こうなったからある話もあるだろうしなっと。 村は生もの*
(-14) 2011/08/11(Thu) 11時半頃
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/* 凄いタイミングでセシルが……。 しかし、すまん、今からお出かけであったorz
(-15) 2011/08/11(Thu) 12時頃
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―夢の奥―
……あ やばい これ死ぬ 死んじゃう〜 洒落に なら ない
[夢の奥。一度は消えた少年は、仰向けに倒れていた。左腕の茨から吸われていくもの…精が足りないなら、代わりに奪われるのは生の欠片。 目をくるくる回しながら、珍しく焦っている。 そうとは見えなくても、焦っているのである。]
えろいことしなきゃ、だめかな……?
[精を注がれれば、多少はマシだろうか。
ルーカス辺りに発見されれば、「あの、俺が生き残る為に抱いてくれませんか」と、かつてないであろう色気のない文句で、しかも真顔で誘っただろう*]
(+5) 2011/08/11(Thu) 12時頃
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/* 百戦錬磨の先輩でもちょっとうろたえますよその誘い文句は……
(-16) 2011/08/11(Thu) 12時頃
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…なぁ。
ずっと、ここに居ようか。
[小さな囁きは、零れ落ちた弱い心の欠片。 永遠に覚めぬ夢など無いって、本当は判っているけれど。]
(+6) 2011/08/11(Thu) 12時半頃
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[呆然と、花弁の飛び行く先を眺めていたが、再び聞こえた其の声>>+5に、はっと視線を向ける。
仰向けに倒れる後輩の姿は、何時も通りに見えたけれども。]
生き残る、為……?
[その誘い文句とも呼べない台詞に眉を顰める。
白い薔薇による呪いは、未だ何の影響も齎さずに。 只、変わった事と言えば黒い茨の拘束が緩んだ事くらいで。
手を伸ばし、身体に巻き付いた茨を引き千切る。叫び声の様な音を立てて、花が散る。 棘の刺さる掌の痛みは、唯の痛みではないのだけれど。]
(+7) 2011/08/11(Thu) 12時半頃
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[茨の拘束から抜けだすと、倒れるノックスの方へ歩み寄り、傷付いた指を、その頬にそっと伸ばす。
――― 夢の中だから、だからきっと何も覚えていない筈。
そんな言い訳めいた言葉は、脳裏をちらと過る。]
………君を、抱けばいいのか? そうすれば、君を、救える?
[覆いかぶさり、問いかけながら、青磁の瞳でその瞳を真っ直ぐ、見つめる。 頬から首へ下り、その身体を這う指先は、茨の巻きつく左腕に、*触れた*]
(+8) 2011/08/11(Thu) 12時半頃
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―夢の中―
[気がつけば、四肢の感覚は酷く頼りなく、空き部屋ではない空間を漂っていた。]
わたしは
おれは
ぼくは
[誰だっただろう。 つるりと、顔を撫でるも、判らない……判らない。
何かを求めて、腕を伸ばす。 その手に、琥珀色にも、淡いブラウンにも見える蔦が絡む。
嗚呼、誰かの……何か想い出しかけて霧散する。 それを繋ぎとめるように、唄が微か聞こえて。 琥珀色の瞳は、ゆるり、その元を手繰るように蠢いた*]
(+9) 2011/08/11(Thu) 12時半頃
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ん〜、生命の危機を微妙に感じるので… 人助けだと思ってください〜、すみません…。 この蔦、取れなくて…
[夢ならノーカン…かな〜、とぼんやり考えながらも、 申し訳なさそうに眉が下がる。>>+7 一度薔薇の呪いにかかったせいか、左腕に絡まるそれは、例え解いても手首のそれまでは解けない。]
あの俺、全っ然経験ないんで…お手数かけます。
[情欲よりも生命欲を強く望む瞳には、薔薇の蜜はあまり働いていないようだ。今は。
おかげで、色気というものが全くないという副作用が起きているが。]
(+10) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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/* おれ ちゃんとえろぐできるんだろ〜かって
不安になってきt
(-17) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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/* というか ルーカスさまに土下座したくなってきt
(-18) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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/* すんません ナマ言いましたー!
百年早かったですー!
(土下座)
(-19) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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[唄を]
[言葉を] [愛の囁きを]
[紡ぐ唇に強引に割り入る薔薇の蔦。 どろり、注がれる蜜は甘く、甘く。 蕩けていく。記憶も、意識も、自我さえも。 それでも無意識に伸ばされる腕は、何を求める?]
―――……ッ、……
[口内を蹂躙されながら漏らす声。 それは喘ぎか。 あるいは、誰かを、何かを、呼んでいるのか……――]
(+11) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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/* どうも! えろ村経験は素でノックスの経験数と同じ方、 みかんせいじんですー!
(タイバニ。)
(-20) 2011/08/11(Thu) 13時頃
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