60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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イアンは、>>442 フィリパの声色には、一瞬こくりと唾を飲み込んでいた。
2011/08/07(Sun) 00時頃
イアンは、フィリパの身体を放さなくちゃ・・・とは思っているけど、まだ放してはいない。
2011/08/07(Sun) 00時頃
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>>451
[頭がすごく、じわっとする。 フィリパの言葉には頷いた。
頷いたのだけど……。 でも、その身体が熱い気がして…。
違う、熱いのは自分なんだ…。 どうしたんだろう? フィリパはこんなこと、嫌いなんだ、真面目で、信仰厚くて…わかってる。 それに、多分、ディンセル先輩のことを言ったから…きっとそっちに向かおうとしている。
わかっているんだけど…。]
(454) 2011/08/07(Sun) 00時頃
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イアンは、フィリパをなお、ぎゅっと抱きしめてしまう。そう、自分が熱い。
2011/08/07(Sun) 00時半頃
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フィリパ……
[耳元で、先輩、といわずに、名前を囁いた。 そう……すごく、その髪にも触りたくて……。
いつも括っている真紅は今、ポケットの中にあるけど、今、返したくなくて…。]
(460) 2011/08/07(Sun) 00時半頃
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