47 Gambit on board
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[市井に出るなら目立たぬように、との事で、 簡素な私服に替えるとズリエルと共にヘクターを追った。
ヘクターにとって野郎の追っ掛けは嬉しくなかったり、 彼等二人が並ぶと異様な迫力を発揮したりしそうだったが、 軍装を解けば、時折の鋭利な視線以外はどこにでもいそうな 一人の若者が、その横で平素の通り静かにしていた**]
(271) 2011/03/24(Thu) 09時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/24(Thu) 13時頃
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―城下―
[帝都城下。取りも直さず、ノルデン帝国第一の市街。 ヘクターが思ったよりも容易に見付かったのは、 目立つ風貌を差し引いても幸運だったかも知れない。
笑いを堪えたらしい顔を見上げた>>276]
……どうかしたか?
[傍目には連れ回す強面が一人から二人に増えた訳だが、 無頓着なのか何なのか、当人の表情は変わらず。
彼が首から提げたタグを見遣りつつ、 食事の誘いはあっさりと二つ返事で受けた]
(304) 2011/03/24(Thu) 19時頃
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―店内―
[客と話すヘクター>>279を見て、一つ得心した視線を向け。 注文した料理が運ばれたら左手でフォークを取った。
各地の戦況の噂や、皇帝陛下の容態を案じる声が聞こえる]
……流石に、木乃伊取りだよな。 単独行動させない為に出て行った者が、 単独行動して帰ったら。
[親交の浅い身でも、眉間の峡谷は想像に容易かった。]
(310) 2011/03/24(Thu) 19時半頃
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―回想 会議室―
[退室する際、ディーンとの遣り取り。>>290>>291 犯人を放置すべきでない、捜索、捕縛するのは同意する所。 ただ、師団長格による巧妙な犯行を見抜くような知も力も、 己が持たない事と相俟って。 犯人捜索が、どれ程の功を奏するものか掴み切れない。
それよりは――]
儀礼としては7日を待つとしても、 健在の内に意思を束ねる事に努めて、犯行に備えるべき。 そう思った。
[選帝が困難な選択だからこその7日。 それも理解はしているつもりだが、 一枚岩なら割られなかった。――理想論ではあるが。
意思統一への尽力を。その言葉に頷いていた]
(313) 2011/03/24(Thu) 20時頃
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……二人目を出す訳には行かない。 その上での話だと考えてくれれば良い。
[師団長の損失を阻止する。その言葉にも頷いたのだが、
「己自身もまた、欠けてはならぬ国家の要」だと。
そこで金緑色の眼が一つ瞬いたのが、
多分、彼には解り易かっただろう。]
(317) 2011/03/24(Thu) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/24(Thu) 20時頃
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―現在 店内―
[二人のどちらかに木乃伊取りの話が聞かれていたら、 気にするな、と一先ず返す。
ディーン、ズリエル、ゲイル、チャールズ、ヨーランダ、ナユタ、 第一皇子の支持者、つまり襲撃の標的となり得るのは、 既に6人を数え――この一件で重要な役割を担う者も多い。
第二皇子を支持するのはベネット。
サイラス、ラミケシュ、ヘクター、イスカ、イワノフ、イアン。 意思を明言していない彼等は、今どう思うのだろうか。]
(318) 2011/03/24(Thu) 20時半頃
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……戦禍を被るのは、普通誰にとっても恐ろしい。
[客との話を切り上げたヘクター>>333に相槌を打って、 自分は鶏料理を食べていた。パンをかじる]
戦も含め、どんな事でも維持するのは難しいか。 ……変わるべき時だと思うか?
[理想を抱いても迷う事はあると言ったのもヘクターだ。 静かな声は他の席には流れないだろう]
(342) 2011/03/24(Thu) 22時頃
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/* >>346 …… !??!?
な、なにをいいだしt */
(-124) 2011/03/24(Thu) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/24(Thu) 23時頃
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……そうか。
[ぼそりと呟くような声は意図的なものだろう、>>349 戦うしか能がない。それは食い扶持を求めて剣を取り、 あるいは人間兵器を自称する、それに似ている。
その中で、お役ごめんになる日を求めていると、 ヘクターが言うのは印象深く]
俺も戦場以外の生き方は知らない。 戦だけが残された本能だと言う者も中にはいた。
それでも、"彼等"は終わりを求めよと言う。 彼等自身が受けられない平穏だと言うのに。
(379) 2011/03/24(Thu) 23時半頃
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テッドは、ズリエルの方に会話の水が向けば、そちらを見遣った。
2011/03/24(Thu) 23時半頃
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/* ……こう、ゲイルを守護したくてたまらない俺なのだが、 下手すると初回襲撃でGJを出してしまうと言うのも、 おにちくな気がしてどうなんだろうか。
どうする、どうする俺! */
(-134) 2011/03/24(Thu) 23時半頃
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[昔を思い出したと言うズリエルに、僅かに首を傾げる。 この場では口にし難い内容なのかも知れない>>391]
それなら、言いたくなった時に聞こう。
[ヘクターの吐露>>393に耳を傾けて、金緑の目を細める。 胸のタグは、その扱いから大事な物なのだと思われた]
柄じゃないとは思わない。
寧ろ、らしい。
[彼が悔いた、沢山の墓標を思い返す]
(398) 2011/03/25(Fri) 00時頃
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[各人の皿も、そろそろ概ね空いただろう。 グラスの水を干すと、席を立った]
すまん、一つ行く所がある。
ハミルトン……殿からは、 "長時間の"単独行動は避けろ、と言う話だったから、 なるべく急いで戻る。
[そう言って、ズリエルとヘクターを見遣る]
(403) 2011/03/25(Fri) 00時頃
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テッドは、引き留められなければ、きっと木乃伊取りを実行に移す。
2011/03/25(Fri) 00時頃
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/* 行き先を訊かれない……だと……懲罰室コースktkr! */
(-145) 2011/03/25(Fri) 00時頃
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ああ、大丈夫だ。
[>>405>>407二人に答えて頷く。
命を落として尚、思いの強さ故に逝き場を捨てて、 軍勢となる道を選びながらも、 戦乱の終わりを求めると言う、魂。
そして、生きてくれ、と。
――皆一様に、無茶を言うものだ]
すまない。
[謝罪の言葉だったが、声に乗る色は少し違った。 店を出ると、宮廷から離れる道を選ぶ]
(415) 2011/03/25(Fri) 00時半頃
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―バシレイア大聖堂墓地―
[足早にやって来た、その場所。
前線で己が残して来た景色とは全く違う風景。 芝生の中に石を削って彫刻を施した碑が並び、 新しい花が手向けられた墓も少なくない。
その内の一つの前に立つ]
…………。
[師団の一人の死について、 その爪が最期までいかに勇猛に奮われたのか、 あるいは己の従士の相変わらず口うるさい事や、 その他の諸々を、語って聞かせる事はしない]
(424) 2011/03/25(Fri) 00時半頃
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[憐れみを受けた霊は旅立って天地に還り、ここには居ない。 だから静かで、声を聴き、語る相手はここには居ない。
独り言だ]
解ってる。……ただの無様な羨望だ。
[田畑を耕し鷹を飼う、彼は和平の世を生きられる]
戦は終わりを見据えるものだと説きながら、 あんたも早く逝き過ぎた。
偉そうな口を利いても戦場でしか生きられないのは、 俺の方だと言うのにな。
(432) 2011/03/25(Fri) 00時半頃
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[膝を折る。墓碑銘に視線を寄せた]
解っているつもりだったが、――……俺達は、 こんなに容易く、死に引き寄せられるものなのか。
[『ツェツィーリヤ=ドナテアン=メッカニア、 664−695. 救われぬ死を志に導いた、敬虔なる御霊に安寧を。』
前、第14師団長の墓はまだ新しい。
使い手こそを蝕む属性の能力は師団長の座の、 余りに早い世代交代を生んで来ている]
(436) 2011/03/25(Fri) 01時頃
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/* 生きてたらディーンの同期。 */
(-155) 2011/03/25(Fri) 01時頃
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[犯人を探る類の能力は、自分にはない。 寧ろあの犯行に及べる能力を備えている可能性は、 戦歴を調べれば、いずれ解る事だろうが。
――――……
余り留まってもいられない。 踵を返して、宮廷へと戻って行く]
(446) 2011/03/25(Fri) 01時頃
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